鶏肉としっかり味の野菜を一緒に蒸すだけで、驚くほどうまみの詰まった一品ができるとしたら、試してみたくなりませんか?今回は、2026年3月4日放送のNHK「激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜」で紹介された「香味野菜のタルタルで食べるふっくら蒸し鶏」を、まとめました。
この回のテーマは「せいろ蒸し」で、北海道・札幌から参加した清水宏海さんが考案したレシピです。調理の途中経過では「北海道産リーキと鶏もも肉蒸し」として紹介されていましたが、優勝作品に選ばれた際には「香味野菜のタルタルで食べるふっくら蒸し鶏」という名前が付けられていたようです。せいろの中でリーキと鶏肉を重ねて蒸すことで、鶏肉のうまみをリーキにじっくり吸わせるという作戦のレシピです。
🥬 番組で紹介された内容
主役として使われているのは、リーキと呼ばれる西洋ネギです。太い茎と平たい葉が特徴で、原産は地中海沿岸とのこと。清水さんが使ったのは、北海道江別市で栽培されたリーキで、知り合いの農場に自ら出向いて選んできたものだったようです。
鶏もも肉は塩こうじに一晩漬け込んでから使われています。塩麹には、酵素の働きでお肉を柔らかくしたり、うまみを引き出したりする効果が期待できるといわれていて、蒸し料理でもしっとりした仕上がりにつながりそうです。
タルタルソースに使われているセロリアックも、あまり見かけない食材かもしれません。セロリの仲間で、根の部分を食べることから「根セロリ」とも呼ばれているようです。ここに北海道産のエシャロットのみじん切りを加えることで、タルタルソースにアクセントをつけているとのことです。
作り方
- リーキを輪切りにして、せいろに並べます。
- 塩こうじに一晩漬け込んでおいた鶏もも肉を、リーキの上に重ねてのせます。
- せいろにシートを巻き、できた隙間に卵を入れて、鶏肉・リーキと同時に蒸します。
- 蒸し始めて8分ほどのタイミングで、セロリアックとエシャロットを先に取り出します。
- 蒸し卵をボウルに取り出し、フォークで卵の白身と黄身が細かくなるまで潰します。そこにマヨネーズを加えて全体がなじむまで混ぜ合わせ、取り出しておいたセロリアックとエシャロットを加えて、さらに混ぜ合わせてタルタルソースを作ります。
- 鶏肉とリーキが蒸しあがったら器に盛り、タルタルソースを添え、最後に甘酢ダレをかけて味を仕上げます。
※塩こうじの漬け込み時間や、リーキ・鶏肉の分量については番組内で詳しく紹介されていなかったようなので、お手元の材料の量に合わせて調整するとよさそうです。
🍲 作ってみる時のポイント
リーキが手に入りにくい場合は、長ねぎや西洋ねぎに近い野菜で代用できるかもしれません。ただし、リーキ特有の甘みや食感が持ち味のレシピなので、見つかる場合はぜひリーキで試してみたいところです。
鶏肉を塩こうじに漬け込む時間は「一晩」が目安とのことですが、時間がない場合は数時間でもうまみは感じられるかもしれません。逆に漬け込みすぎると味が濃くなりすぎることもあるので、様子を見ながら調整するのがよさそうです。
せいろで一緒に蒸す卵は、固茹で気味に仕上げるとタルタルソースにした時に崩れやすく、混ぜやすくなる気がします。セロリアックが手に入らない場合は、セロリの茎の部分で代用しても、近い風味になるかもしれません。
蒸し汁はスープのように使えるうまみが出るとのことなので、捨てずにごはんにかけたり、スープとして活用したりするのも良さそうです。せいろがない場合は、蒸し器や、深めのフライパンに耐熱皿を置いて代用することもできそうです。
❓ よくある質問
Q. リーキはどこで手に入りますか?
A. 一般的なスーパーでは見かけない場合もあるようです。輸入食材店や、産地直送の通販などで探すと見つかりやすいかもしれません。
Q. セロリアックがない場合はどうすればいいですか?
A. セロリの茎で代用しても、近い風味のタルタルソースになりそうです。
🌊 蒸気が引き出す、野菜と鶏肉のうまみの重なり
リーキと鶏もも肉を重ねて蒸すというシンプルな発想ながら、うまみが野菜にじっくり移っていく点が、このレシピの一番の見どころのようです。蒸すことで素材の水分やうまみが閉じ込められ、蒸し汁までスープのように美味しくなるというのは、蒸し料理ならではの魅力かもしれません。
セロリアックやエシャロットといった、普段の食卓では見慣れない食材も、タルタルソースに加えることでアクセントになっているようです。手に入りにくい食材は代用も効きそうなので、まずは塩こうじに漬けた鶏肉とねぎ類を重ねて蒸すという基本の考え方から、気軽に取り入れてみるのも良さそうです。せいろを持っている方は、この機会にぜひ試してみてください。