焼いたたらこの香ばしさと、バター醤油のコクがたまらない「焼きたらこパスタ」。たらこクリームパスタとはひと味違う、素朴でどこか懐かしい味わいが魅力です。
私にとって焼きたらこパスタは、子どものころに母がよく作ってくれた思い出の料理。学校へ行く前に食べたこともあり、今でも香ばしい香りをかぐと当時の食卓を思い出します。
今回は、そんな“追憶のレシピ”を家庭で作りやすい分量と手順に整えてご紹介します。フライパンひとつでソースを仕上げるので、忙しい日のランチや夕食にもおすすめです。
🔥 焼きたらこパスタとは?普通のたらこパスタとの違い
一般的なたらこパスタは、火を止めてからたらこを加え、しっとりなめらかに仕上げるレシピが多く見られます。
一方、焼きたらこパスタは、たらこに軽く火を入れることで香ばしさと粒感を引き出すのが特徴です。ただし、たらこを強火で長く炒めると水分が抜け、パサパサになりやすいので注意が必要です。
このレシピでは、たらこの半量を軽く加熱して香ばしさを出し、残りは火を止めてから加えます。焼きたらこらしい風味と、しっとりした口当たりの両方を楽しめます。
🧈 焼きたらこパスタの材料(2人分)
- スパゲッティ:200g
- たらこ:1腹(約60~80gを目安)
- バター:20g
- しょうゆ:小さじ1
- パスタのゆで汁:大さじ2~3
- 大葉:2~4枚
- 刻みのり:適量
- 小ねぎ:適量
- パスタをゆでる水:2L程度
- 塩:15g程度
たらことしょうゆには塩気があるため、ゆで湯の塩は水の約0.7~0.8%を目安にしています。たらこの塩分が強い場合は、しょうゆを小さじ1/2から加えて調整してください。
🐟 たらこの薄皮をきれいに取る方法
たらこは薄皮を除いてから使うと、パスタ全体になじみやすくなります。
- たらこの表面に縦方向の切り込みを浅く入れます。
- 薄皮を開き、包丁の背またはスプーンで中身をやさしくこそげ取ります。
- 取り出したたらこを、加熱用と仕上げ用に半分ずつ分けます。
強く押しつぶす必要はありません。薄皮が少し残っても食べられますが、口当たりをよくしたい場合は丁寧に取り除きましょう。
🍳 焼きたらこパスタの作り方
1.大葉とたらこを準備する
大葉は軸を取り、重ねて丸めてから細切りにします。たらこは薄皮を取り除き、半量ずつに分けておきます。
2.スパゲッティをゆでる
鍋に約2Lの湯を沸かして塩15g程度を加え、スパゲッティをゆでます。
フライパンで仕上げる時間を考え、袋に表示されたゆで時間より30秒~1分ほど短くゆでるのがポイントです。ゆで上がる直前に、ゆで汁を大さじ3ほど取り分けておきます。
3.バターとたらこを弱火でなじませる
フライパンにバターを入れて弱火で溶かし、たらこの半量を加えます。10~20秒ほど軽く混ぜ、たらこの色が少し変わって香りが立ったら次の工程へ進みます。
たらこ全体が真っ白になるまで炒める必要はありません。加熱しすぎると硬くなりやすいため、弱火で短時間にとどめます。
4.パスタとゆで汁を加える
湯を切ったスパゲッティと、ゆで汁大さじ2をフライパンに加えます。弱火のまま手早く混ぜ、バターとゆで汁をパスタ全体になじませます。
パサついている場合は、残しておいたゆで汁を少しずつ追加してください。油分とゆで汁が混ざることで、ソースが麺にからみやすくなります。
5.火を止めて仕上げる
火を止め、残りのたらこ、しょうゆ、大葉の半量を加えて手早く混ぜます。
味見をして、薄ければしょうゆを数滴ずつ追加してください。器に盛り、残りの大葉、刻みのり、小ねぎをのせたら完成です。
✨ おいしく作る5つのポイント
- たらこは半量だけ先に加熱し、香ばしさとしっとり感を両立させる
- 火加減は弱火を基本にし、たらこを焼きすぎない
- パスタは表示時間より少し短めにゆでる
- ゆで汁を加え、バターとパスタをなじませる
- しょうゆは一度に入れず、たらこの塩気を確認して調整する
「しょうゆを2周」のような感覚的な量ではなく、最初は小さじ1を目安にすると味が安定します。
🌿 おすすめのアレンジ
明太子でピリ辛に
たらこを明太子に置き換えても作れます。明太子自体に味が付いているため、しょうゆは小さじ1/2程度から加えてください。
レモンでさっぱり
仕上げにレモン汁を小さじ1ほど加えると、バターのコクを残しながら後味が軽くなります。
牛乳や生クリームでまろやかに
ゆで汁の代わりに牛乳または生クリームを大さじ2~3加えると、クリーミーなたらこパスタにアレンジできます。沸騰させず、弱火で温める程度にしましょう。
きのこを加えて食べ応えアップ
しめじやエリンギをバターで炒めてからたらこを加えると、うま味とボリュームが増します。
❓ 焼きたらこパスタについてよくある質問
Q1.たらこは完全に火を通した方がよいですか?
A.市販のたらこは商品によって食べ方や保存条件が異なるため、まずパッケージの表示を確認してください。このレシピは軽く加熱する作り方ですが、加熱済みにしたい場合は弱火で全体の色が変わるまで火を通します。ただし、加熱しすぎるとパサつくため、ゆで汁を少し多めに加えると食べやすくなります。
Q2.明太子でも作れますか?
A.作れます。ピリ辛の味わいになるため、おつまみや大人向けのパスタにもおすすめです。明太子の塩分を確認し、しょうゆの量を控えめにしてください。
Q3.パスタがパサパサになる原因は何ですか?
A.たらこの加熱しすぎ、ゆで汁の不足、パスタをフライパンで長く炒めすぎることが主な原因です。弱火で短時間に仕上げ、ゆで汁を大さじ1ずつ加えて調整してください。
Q4.作り置きできますか?
A.できたてが最もおいしい料理です。時間がたつと麺がソースの水分を吸い、たらこも乾きやすくなります。保存する場合は清潔な容器に入れて冷蔵し、なるべく早めに食べ切ってください。
Q5.大葉がない場合は何を使えますか?
A.小ねぎ、刻みのり、かいわれ大根などで代用できます。香りの方向は変わりますが、たらこやバターとの相性は良好です。
🍳 パスタ作りに使いやすい「アカオアルミ DONフライパン 24cm」
今回のように、ゆで上がったパスタとソースをフライパンの中で手早くなじませる料理では、麺を動かしやすいサイズと熱の伝わりやすさが大切です。
元記事で紹介されていたのは、アカオアルミ DONフライパン 24cm(AHL24024)。硬質アルミを使用した日本製のフライパンで、2人分のパスタを仕上げるときにも使いやすい大きさです。パスタだけでなく、炒め物や焼き物など、日々の調理にも活用できます。
ただし、販売ページによってはIH非対応と案内されています。購入する際は、ご家庭のコンロに対応しているかを商品ページで必ず確認してください。
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🍝 懐かしい味を家庭で再現|香ばしくてしっとりした焼きたらこパスタ
焼きたらこパスタは、たらこ、バター、しょうゆという身近な材料で作れる、シンプルながら満足感のある一皿です。
おいしく仕上げる最大のコツは、たらこを強火で炒めすぎないこと。半量を弱火で軽く焼いて香ばしさを出し、残りを火を止めてから加えれば、焼きたらこの粒感としっとり感を同時に楽しめます。
大葉と刻みのりの香りも加わり、ランチはもちろん、忙しい日の夕食にもぴったり。どこか懐かしいバター醤油味のパスタを、ぜひご家庭で作ってみてください。
