「エビチリを食べたいけれど、エビの下処理や揚げ焼きが面倒……」という日に試したいのが、スーパーのエビフライで作る簡単エビチリ風です。
調理済みのエビフライを使えば、面倒な殻むきや背わた取り、衣付けは必要ありません。エビフライを温め、ケチャップと豆板醤を合わせた甘辛いチリソースを絡めるだけ。忙しい日の夕食や、買ってきたお惣菜を食べ切りたいときにも役立ちます。
本格的なエビチリとは少し異なりますが、エビフライの食べ応えと甘辛いソースを一度に楽しめる、家庭向けの中華風アレンジです🍳✨
🍤 エビフライで作る「エビチリ風」とは?
一般的なエビチリは、下処理したむきエビを炒め、長ねぎやにんにく、しょうが、豆板醤などを使ったチリソースに絡めて作ります。
今回使うのは、スーパーのお惣菜コーナーなどで購入できるエビフライです。衣が付いているため本来のエビチリとは食感が異なりますが、その衣に甘辛いソースがよく絡み、少ない材料でも満足感のある一品に仕上がります。
そのため、料理名は「エビチリ」ではなく、エビフライを使ったエビチリ風アレンジとするのが分かりやすいでしょう。
📝 材料(2人分)
- 市販のエビフライ:8本
- ケチャップ:大さじ4
- 豆板醤:小さじ1
- 砂糖:小さじ2
- 水:大さじ3
- 鶏がらスープの素:小さじ1/2
- ごま油:小さじ1
- 長ねぎのみじん切り:5cm分(お好みで)
水溶き片栗粉
- 片栗粉:小さじ1
- 水:小さじ2
※豆板醤の塩分や辛さは商品によって異なります。最初は小さじ1/2から加え、味を見ながら調整しても構いません。
🍳 作り方
1.エビフライを温める
エビフライは食べやすい大きさに切ります。切らずに、そのまま盛り付けても構いません。
冷めている場合は、オーブントースターや魚焼きグリルで衣がカリッとするまで温め直します。電子レンジだけで温めると衣がしんなりしやすいため、レンジで軽く温めてからトースターで仕上げる方法もおすすめです。
2.チリソースを作る
フライパンにケチャップ、豆板醤、砂糖、水、鶏がらスープの素を入れ、よく混ぜてから中火にかけます。
ふつふつと煮立ったら弱火にし、長ねぎを使う場合はここで加えます。豆板醤を油で炒める本格的な作り方ではありませんが、ケチャップと一緒に十分に加熱することで、角の取れた味わいになります。
3.ソースにとろみを付ける
片栗粉小さじ1と水小さじ2を混ぜ、水溶き片栗粉を作ります。
火を弱めたフライパンに少しずつ加え、その都度よく混ぜます。とろみが付いたら、ごま油を加えて香りを整えます。
※水溶き片栗粉は時間がたつと片栗粉が沈むため、加える直前にもう一度混ぜてください。
4.エビフライにソースを絡める
エビフライをフライパンに加え、ソースを手早く絡めます。衣のサクサク感を残したい場合は、煮込まずに火を止めてから絡めるのがコツです。
器に盛り付け、お好みで小ねぎや白いりごまを散らしたら完成です。
✨ 衣をベチャッとさせにくい3つのコツ
エビフライを先にカリッと温める
冷たいままソースに入れると、衣が油と水分を吸って重たい食感になりやすくなります。トースターなどで温め、表面の余分な水分を飛ばしておきましょう。
ソースをゆるくしすぎない
水が多すぎると衣がふやけやすくなります。水溶き片栗粉で、エビフライの表面にまとわり付く程度のとろみを付けるのがおすすめです。
食べる直前に短時間で絡める
ソースを絡めたまま置くと、時間とともに衣がやわらかくなります。盛り付ける直前に手早く絡め、できたてをいただきましょう。
サクサク感を最優先する場合は、エビフライにソースを絡めず、上からかける方法でもおいしく食べられます。
👧 豆板醤なしで作る辛くない子ども向けアレンジ
豆板醤を使う基本のソースには辛味があります。子どもと一緒に食べる場合は、豆板醤を入れる前にソースを取り分けると、大人用と子ども用を同時に作れます。
子ども用は、ケチャップ大さじ2、砂糖小さじ1、水大さじ1と1/2、鶏がらスープの素少々を混ぜて加熱し、水溶き片栗粉でとろみを付けます。甘酸っぱく食べやすい味になるため、お弁当のおかずにも向いています。
大人用には、取り分けた後で豆板醤を加えて辛さを調整してください。
🌶️ ソースの味を好みに合わせて調整する方法
- 辛味を強くしたい:豆板醤やラー油を少量追加する
- 甘めにしたい:砂糖を小さじ1ずつ追加する
- 酸味を加えたい:酢を小さじ1程度加える
- 香りを強くしたい:おろしにんにくやおろししょうがを少量加える
- ソースが濃い:水を大さじ1ずつ加えてのばす
- コクを加えたい:仕上げにごま油を少量加える
エビフライにはすでに塩味が付いていることが多いため、醤油や塩を加える場合は、完成前に味見をしてからにしましょう。
🍚 夕食にもおつまみにも使える食べ方
エビフライのエビチリ風は、そのまま主菜として食べるだけでなく、さまざまな献立に活用できます。
- ごはんにのせてエビチリ風丼にする
- レタスや千切りキャベツを添えてサラダ風にする
- 卵スープやわかめスープと合わせて中華風献立にする
- 少量をお弁当のおかずにする
- ビールやハイボールのおつまみにする
ソースの味がしっかりしているため、野菜を添えると味のバランスが取りやすくなります。
❓ エビフライのエビチリ風についてよくある質問
Q.冷凍エビフライでも作れますか?
A.作れます。商品の表示どおりに油で揚げるか、揚げ調理済みの商品なら指定の方法で十分に加熱してからソースを絡めてください。未加熱の冷凍エビフライを、凍ったままチリソースで煮るのは避けましょう。
Q.残ったエビフライでも作れますか?
A.冷蔵保存していたものであれば、中心までしっかり温め直して使えます。ただし、常温で長時間置いたものは使用しないでください。
Q.豆板醤がない場合は何で代用できますか?
A.味噌小さじ1にラー油や一味唐辛子を少量加えると、完全に同じではありませんが、辛味とコクを補えます。辛くしたくない場合は、豆板醤を省いても問題ありません。
Q.なぜ「エビチリ風」なのですか?
A.本来のエビチリは、下処理したエビを炒めてチリソースに絡める料理です。今回は衣の付いた市販のエビフライを使うアレンジなので、違いが伝わるように「エビチリ風」としています。
Q.片栗粉は必ず必要ですか?
A.必須ではありません。ケチャップを中心に作るソースはもともと粘度があります。煮詰めるだけで十分に絡む場合は、片栗粉を省いても構いません。
🥢 お惣菜のエビフライが、甘辛い中華風ごちそうに変身
スーパーのエビフライで作るエビチリ風は、エビの下処理や揚げ物の手間を省きながら、食べ応えのある中華風メニューを楽しめるアレンジレシピです。
衣をカリッと温め、完成したチリソースを食べる直前に手早く絡めることが、おいしく仕上げるポイント。豆板醤の量を調整すれば、大人向けのピリ辛味から、子どもも食べやすい甘酸っぱい味まで作れます。
買ってきたエビフライをそのまま出すのに飽きた日や、短時間でごはんが進むおかずを作りたい日に、ぜひ試してみてください🦐✨
🫙 豆板醤にこだわると、いつものチリソースがより奥深い味に
家庭にある一般的な豆板醤でもおいしく作れますが、発酵由来の香りやコクを楽しみたい方には、**ピーシェン豆板醤(郫県豆板醤)**も選択肢になります。
ピーシェン豆板醤は、中国・四川料理で使われる豆板醤の一種です。熟成による複雑な旨味と香りがあり、エビチリ風のソースはもちろん、麻婆豆腐や回鍋肉、炒め物などにも活用できます。
ただし、商品によって塩味や辛さが異なるため、初めて使う場合は少量ずつ加えてください。
▼ 発酵のコクと香りを楽しめるピーシェン豆板醤を、家庭の中華料理に取り入れてみませんか?
