フレンチトーストといえば、卵や牛乳、砂糖を混ぜて卵液を作り、パンの中まで染み込ませてから焼くのが一般的です。
卵液を作る時間に加え、パンを浸す時間も必要になります。浸す時間はレシピやパンの厚さによって異なりますが、短くても5~30分程度。中までしっかり染み込ませる場合は、数時間から一晩置くこともあります。
そのため、朝食やおやつに作ろうと思っても、「今からでは時間がかかる」「卵液を用意するのが面倒」と諦めてしまうこともありますよね。
そんなときに試してみたいのが、バニラアイスを使ったフレンチトーストです。
卵や牛乳を別々に用意して卵液を作る必要がなく、パンを浸して待つ時間もありません。フライパンでパンを香ばしく焼き、溶かしたバニラアイスを絡めるだけ。材料の準備から完成まで約15分で作れる、手軽な時短アレンジです。
2026年5月1日放送の日本テレビ系「沸騰ワード10」では、伝説の家政婦・志麻さんが、コストコのパリジャンを使ったフレンチトーストを披露しました。
この記事では、バニラアイスを使ったフレンチトーストの材料や作り方、おいしく仕上げるポイントを紹介します。
🍨 バニラアイスで作るフレンチトーストとは?
今回のフレンチトーストは、一般的なレシピのように卵・牛乳・砂糖を混ぜた卵液へパンを浸すのではなく、バニラアイスをフライパンの中で溶かしてパンに絡めるのが特徴です。
バニラアイスには、ミルクのコクや甘み、バニラの香りが含まれています。そのため、複数の材料を量って卵液を作らなくても、味をまとめやすくなります。
さらに、最初にバターとグラニュー糖でパンを焼くことで、表面に香ばしさをプラス。卵液を中まで染み込ませたしっとり系のフレンチトーストとは異なり、パンのサクッとした食感を生かした仕上がりを楽しめます。
「卵液を作る・浸す・じっくり焼く」という工程を省けるため、忙しい朝や手早く甘いものを作りたいときにも向いているアレンジです。
🛒 バニラアイスのフレンチトーストの材料
番組で紹介された主な材料は、次のとおりです。
材料(作りやすい分量)
- パリジャン(フランスパン):1本
- バター:1切れ
- グラニュー糖:ひとつまみ
- バニラアイス:1個
- いちご:適量
- 粉糖:適量
- ミント:適量
番組ではコストコの大きな「パリジャン」が使われていましたが、一般的なスーパーやパン店で販売されているフランスパンやバゲットでも作れます。
パンやアイスの大きさには商品ごとの差があるため、家庭で作る場合は食べる人数に合わせて量を調整してください。
🍳 バニラアイスで作る時短フレンチトーストの作り方
1.フランスパンを切る
パリジャンまたはフランスパンを、食べやすい厚さに切ります。
厚さは2cm程度を目安にすると、表面を香ばしく焼きながら、パンらしい食感も残しやすくなります。
2.フライパンでバターを溶かす
フライパンにバターを入れて火にかけます。
バターは焦げやすいため、強火ではなく弱めの中火程度でゆっくり溶かしましょう。
3.グラニュー糖とパンを加える
バターが少し溶けたところで、グラニュー糖と切ったフランスパンを加えます。
パンの表面にバターと砂糖を馴染ませながら、両面を香ばしく焼きましょう。
グラニュー糖が加熱されることで、表面にカラメルのような香ばしさが生まれます。
4.バニラアイスを加える
パンに焼き色がついたら、フライパンへバニラアイスを加えます。
アイスを溶かしながらパン全体に手早く絡めましょう。パンを卵液に漬け込むのではなく、焼いたパンの表面へ溶けたアイスをまとわせるイメージです。
5.盛り付ける
フレンチトーストを器に盛り、粉糖を振りかけます。
縦半分に切ったいちごとミントを添えたら完成です。赤いいちごと緑のミントを飾ることで、カフェのデザートのような華やかな一皿になります。
⏱️ バニラアイスを使うと時短になる理由
このフレンチトーストが短時間で作れる理由は、卵液を用意してパンに染み込ませる工程がないためです。
一般的なフレンチトーストでは、次のような作業が必要になります。
- 卵を割って混ぜる
- 牛乳や砂糖を量る
- 卵液へパンを浸す
- 中まで染み込むのを待つ
- 中心まで火が通るように焼く
今回のアレンジでは、これらの工程をバニラアイスによって簡略化しています。
先にパンを焼いてから溶けたアイスを絡めるため、長時間漬け込む必要がありません。一般的な作り方ではパンを浸すだけで5~30分程度、レシピによっては数時間から一晩置くこともありますが、今回のアレンジは準備から完成まで約15分が目安です。
思い立ったときに作り始められるため、忙しい朝食や短時間で用意したいおやつにも取り入れやすいでしょう。
✨ おいしく仕上げるポイント
パンを先に香ばしく焼く
今回のフレンチトーストでは、バニラアイスを加える前にパンを焼くことがポイントです。
先にバターとグラニュー糖で焼くことで、パンの表面が香ばしくなり、サクッとした食感を残しやすくなります。
最初からアイスを加えるとパンが水分を吸いやすくなるため、まずはパンにしっかり焼き色をつけましょう。
火を強くしすぎない
バターやグラニュー糖、バニラアイスには焦げやすい要素があります。
特にアイスを加えた後は、溶けた糖分がフライパンに付着して焦げる可能性があります。弱火から弱めの中火を目安にし、火加減を見ながら手早く絡めましょう。
アイスを加えたら加熱しすぎない
バニラアイスを加えた後に長時間加熱すると、パンが水分を吸って柔らかくなりすぎる場合があります。
アイスが溶けてパン全体に絡んだら、加熱を終えるのがおすすめです。
厚みのあるフランスパンを使う
食パンでもアレンジできますが、サクッとした食感を楽しみたい場合は、ある程度厚みのあるフランスパンが向いています。
外側の香ばしさと、内側に残るパンの食感の違いを楽しめます。
🥖 パリジャンがない場合は代用できる?
番組ではコストコのパリジャンが使用されましたが、同じ商品が手に入らなくても問題ありません。
次のようなパンで代用できます。
- バゲット
- バタール
- 一般的なフランスパン
- 少し硬くなったフランスパン
- 厚切り食パン
フランスパンは適度に水分が抜けているため、溶けたアイスを絡めても形が崩れにくく、今回の作り方に適しています。
食パンを使う場合は、薄切りよりも4枚切りや5枚切りなどの厚切りを選ぶと、柔らかくなりすぎるのを防ぎやすくなります。
🍓 おすすめのトッピングアレンジ
番組では、いちご・粉糖・ミントを添えて仕上げていました。
ほかにも、次のようなトッピングがよく合います。
- バナナ
- ブルーベリー
- オレンジ
- ミックスベリー
- ナッツ
- シナモン
- はちみつ
- メープルシロップ
- チョコレートソース
バニラアイス自体に甘みがあるため、はちみつやメープルシロップを追加するときは、少量ずつかけて甘さを調整しましょう。
ナッツを添えるとカリッとした食感が加わり、フランスパンの香ばしさも引き立ちます。
❓ バニラアイスのフレンチトーストに関するQ&A
Q.本当に卵や牛乳を用意しなくても作れますか?
A.はい。今回の作り方では、卵や牛乳を別に用意して卵液を作る必要はありません。バニラアイスを溶かしてパンに絡めます。
ただし、使用するアイスの商品によって原材料は異なります。卵や乳製品にアレルギーがある場合は、必ず商品の原材料表示を確認してください。
Q.パンをアイスに浸しておく必要はありますか?
A.長時間浸しておく必要はありません。バターとグラニュー糖でパンを焼いた後、フライパンの中でバニラアイスを溶かしながら絡めます。
Q.食パンでも作れますか?
A.食パンでも作れます。ただし、薄い食パンは溶けたアイスを吸って柔らかくなりやすいため、厚切りの食パンがおすすめです。
Q.どのようなバニラアイスを選べばよいですか?
A.基本的には市販のバニラアイスで作れます。商品によって甘さや乳脂肪分が異なるため、濃厚な味にしたい場合はミルクのコクが強い商品、さっぱり仕上げたい場合は軽い味わいの商品を選びましょう。
Q.作り置きできますか?
A.作りたてを食べるのがおすすめです。時間がたつとパンが水分を吸い、表面のサクッとした食感が失われやすくなります。
🍞 忙しい朝やおやつに試したい時短フレンチトースト
バニラアイスを使ったフレンチトーストは、卵液を作ったり、パンを長時間浸したりせずに作れる時短アレンジです。
バターとグラニュー糖でフランスパンを香ばしく焼き、仕上げにバニラアイスを溶かして絡めるのが、伝説の家政婦・志麻さん流のポイント。一般的なしっとり系のフレンチトーストとは異なる、サクッと香ばしい食感を楽しめます。
特別な材料や難しい調理工程を必要とせず、市販のフランスパンとバニラアイスで手軽に試せるのも魅力です。
忙しい日の朝食はもちろん、午後のおやつや食後のデザートにも、ぜひ作ってみてください。
