家飲みのおつまみに、いつもと少し違うウインナー料理を作ってみませんか?
今回紹介するのは、ウインナーをワンタンの皮で巻いて揚げ、バターと塩・こしょうを絡める簡単おつまみです。外側はパリパリ、中からはウインナーのうま味が広がり、ビールやハイボールにもよく合います。
材料は身近なものばかりで、難しい下ごしらえも必要ありません。ただし、ウインナーの水分やワンタンの皮の留め方によっては、油がはねたり、揚げている途中で皮がはがれたりすることがあります。
安全に作りながらパリパリ食感を残すコツも、あわせて紹介します。
🍺 ウインナーのワンタン皮巻きとは?
ウインナーのワンタン皮巻きは、ウインナーをワンタンの皮で包み、油で香ばしく揚げたおつまみです。
春巻きより皮が薄いため、軽やかでパリパリとした食感に仕上がるのが特徴。ウインナーにはあらかじめ味が付いているので、複雑な調味料を用意しなくても満足感のある味になります。
このレシピでは、仕上げに溶かしバターと塩・こしょうを絡めます。ウインナーの燻製香にバターのコクが重なる、つい手が伸びる味わいです。
🌭 材料(3~4人分)
- ウインナーソーセージ:15本
- ワンタンの皮:30枚
- バター:10g
- 塩:少々
- 粗びき黒こしょう:少々
- 巻き終わりを留める水:適量
- 揚げ油:適量
ウインナー1本につき、ワンタンの皮を2枚使います。仕上げにも塩を使うため、塩気が強いウインナーを選んだ場合は、追加の塩を控えめにしてください。
🔪 下ごしらえ
ウインナーの表面に水分が付いている場合は、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。水分が残ったまま油へ入れると、油はねの原因になります。
冷蔵庫から出したばかりのウインナーは冷たいため、調理を始める少し前に取り出しておくと、中心まで温まりやすくなります。ただし、長時間室温に放置するのは避けてください。
🥟 作り方
1.ワンタンの皮2枚でウインナーを巻く
まな板の上にワンタンの皮を1枚置き、その奥へもう1枚を少し重ねて並べます。重なった部分へ薄く水を付け、2枚をつなげます。
手前にウインナーを横向きに置き、空気が入りすぎないように奥へ向かって巻きます。巻き終わりへ薄く水を塗り、指で軽く押さえてしっかり留めてください。
水を付けすぎると皮がふやけて破れやすくなるため、指先で薄く塗る程度で十分です。
2.1本を3等分する
巻き終わったものを包丁で3等分に切ります。断面がつぶれないよう、よく切れる包丁を使って押しつぶさずに切りましょう。
15本のウインナーを使う場合は、合計45個ほどできます。
3.160~170℃の油で揚げる
鍋へ深さ2~3cm程度の油を入れ、160~170℃に温めます。
巻き終わりを下にして油へ入れ、ときどき返しながら2~3分を目安に揚げます。ワンタンの皮全体がきつね色になったら、網やバットへ取り出して油を切ってください。
一度にたくさん入れると油の温度が下がり、べたつきやすくなります。鍋の大きさに合わせて、数回に分けて揚げましょう。
4.溶かしバターと調味料を絡める
バター10gを耐熱容器に入れ、電子レンジで様子を見ながら溶かします。目安は600Wで10~20秒程度ですが、加熱しすぎに注意してください。
揚げたてのワンタン巻きをボウルへ入れ、溶かしバターを少量ずつ回しかけます。塩と粗びき黒こしょうを振り、ボウルを軽くあおるようにして全体を和えたら完成です。
揚げたワンタン巻き自体を電子レンジにかけると、蒸気で皮がしんなりしやすくなります。パリパリ感を残すため、バターだけを別に溶かして絡めるのがおすすめです。
✨ パリパリに仕上げるコツ
ウインナーの水分を拭き取る
表面の水分を取り除くことで、油はねを抑えやすくなります。ワンタンの皮もぬれた手で触らず、乾燥しすぎないよう未使用分へ濡らして固く絞った布巾やラップをかけておきましょう。
巻き終わりを下にして揚げ始める
皮の継ぎ目を下にすると、揚げ始めに接着部分が固まり、はがれにくくなります。鍋へ入れた直後は触りすぎず、皮が固まってから返してください。
適温を保って少量ずつ揚げる
油の温度が低いと皮が油を吸い、重たい食感になります。反対に高すぎると、ウインナーが温まる前に皮だけが焦げます。160~170℃を保ちながら、少量ずつ揚げることが大切です。
バターは薄く絡める
バターを一度に大量にかけると、皮が油分を吸って食感が重くなります。少量ずつ加え、全体へ薄くまとわせましょう。
食べる直前に仕上げる
ワンタンの皮は時間がたつと湿気を吸います。最もパリパリした状態を楽しむなら、食べる直前に揚げて味付けしてください。
⚠️ 油はねを抑えて安全に揚げるには?
ウインナーを揚げると、内部の水分や脂が熱せられて油がはねる場合があります。ウインナーへ切り込みや穴を開けると肉汁が流れ出しやすいため、このレシピでは穴を開けず、表面の水分だけを十分に拭き取ります。
皮でしっかり巻き、低い位置から静かに油へ入れてください。顔を鍋へ近づけず、長めの菜箸やトングを使いましょう。油へ入れた後に激しくはねる場合は、無理に触らず火を弱めます。
🔥 揚げないで作る方法
オーブントースターで作る場合
巻いて切ったウインナーへ薄く油を塗り、アルミホイルを敷いた天板へ並べます。1000W前後のトースターで6~8分を目安に焼き、途中で一度返してください。
皮に焼き色が付き、ウインナーが十分に温まったら取り出します。機種によって火力が異なるため、焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせましょう。
エアフライヤーで作る場合
表面へ薄く油を塗り、180℃で6~8分を目安に加熱します。途中で一度返すと、全体に焼き色が付きやすくなります。
揚げた場合より軽い仕上がりになりますが、使用する機器に合わせて温度と時間を調整してください。
🧀 味付けのアレンジ
カレー風味
塩の代わりにカレー粉を少量振ると、スパイシーな味になります。カレー粉は風味が強いため、ひとつまみから調整しましょう。
青のりバター
溶かしバターと一緒に青のりを絡めると、磯の香りが加わります。子どものおやつにも取り入れやすい味付けです。
粉チーズ&黒こしょう
粉チーズと粗びき黒こしょうを振れば、コクのある大人向けのおつまみに。ウインナーとチーズに塩気があるため、追加の塩は控えます。
チリパウダーでピリ辛に
チリパウダーや一味唐辛子を少量振ると、ビールに合うピリ辛味になります。辛さが苦手な人や子ども用とは、味付け前に取り分けてください。
ケチャップやマスタードを添える
味付けを控えめにし、ケチャップ、粒マスタード、ハニーマスタードなどを添えても楽しめます。
🧊 作り置きと温め直し
揚げたてが最もおいしい料理なので、長時間の作り置きにはあまり向きません。残った場合は粗熱を取ってから清潔な保存容器へ入れ、冷蔵庫で保存して翌日までを目安に食べ切りましょう。
温め直すときは電子レンジだけを使うと皮がしんなりします。トースターへ移し、表面がパリッとするまで数分焼く方法がおすすめです。焦げやすいため、様子を見ながら加熱してください。
巻いた状態で保存すると皮がウインナーの水分を吸うため、できるだけ巻いたらすぐに加熱しましょう。
🌭 「香薫」で燻製の香りも楽しもう
元の記事で使用していたのは、プリマハムの「香薫 あらびきポーク」です。
挽きたてのスパイスによる内側の香りと、桜スモークによる外側の薫りを楽しめるウインナー。ワンタンの皮と味付けがシンプルだからこそ、ウインナーの燻製香や肉のうま味を感じやすくなります。
「香薫」に限らず、普段食べているウインナーでも作れます。太さや長さによって必要なワンタンの皮の枚数が変わるため、実際のサイズに合わせて調整してください。
香りのよいウインナーを使って、家飲みのおつまみを手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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❓ ウインナーのワンタン皮巻きに関するQ&A
Q.ワンタンの皮が揚げている途中ではがれるのはなぜですか?
A.巻き終わりの接着不足や、水の付けすぎが主な原因です。水は薄く塗り、指で押さえてから巻き終わりを下にして揚げ始めてください。
Q.ワンタンの皮は1枚でも作れますか?
A.短めのウインナーや、あらかじめ小さく切ったウインナーなら1枚でも包めます。通常サイズを丸ごと巻く場合は、2枚をつなげたほうが全体を覆いやすくなります。
Q.春巻きや餃子の皮でも代用できますか?
A.代用できます。ただし、春巻きの皮は大きいため適切な大きさに切り、餃子の皮は丸くて巻きにくいため、小さく切ったウインナーを包む方法がおすすめです。皮によって揚げ時間も調整してください。
Q.揚げ油の温度はどう見分けますか?
A.菜箸の先を油へ入れ、細かい泡が静かに出る程度が160~170℃の目安です。確実に管理したい場合は、調理用温度計を使いましょう。
Q.バターなしでも作れますか?
A.作れます。揚げた後に塩と黒こしょうだけを振れば、より軽い味に仕上がります。カレー粉や青のり、粉チーズなどを使ったアレンジもおすすめです。
Q.子ども向けに作るときの注意点は?
A.黒こしょうや辛い調味料を控え、食べやすい大きさに切ってください。揚げたては内部が非常に熱いため、十分に冷ましてから食べさせましょう。
🍺 パリパリのウインナーおつまみで家飲みを楽しもう
ウインナーのワンタン皮巻きは、身近な材料で手軽に作れる、食感の楽しいおつまみです。
おいしく仕上げるポイントは、ウインナーの水分を拭き、皮をしっかり留め、160~170℃の油で少量ずつ揚げること。仕上げのバターは別に溶かして薄く絡めると、ワンタンの皮のパリパリ感を残せます。
定番の塩・こしょうだけでなく、カレー粉や青のり、粉チーズなど、好みの味付けも楽しめます。ビールやハイボールのお供にはもちろん、辛さを控えれば家族で楽しむ軽食にもおすすめです。
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