暑い日や、温かい料理を作る気力がない日に食べたくなる冷たい麺料理。今回は、ツナのうま味とミニトマトの爽やかな酸味を組み合わせた「ツナとミニトマトの冷製パスタサラダ」を紹介します。
細めのパスタをゆでて冷水で締め、具材と調味料を和えるだけ。難しいソース作りは必要なく、料理初心者でも挑戦しやすいレシピです。
一方、冷製パスタは水切りが不十分だと味が薄くなり、時間がたつと麺が固まりやすくなります。おいしく仕上げるコツもあわせて確認していきましょう。
🍝 冷製パスタサラダとは?
冷製パスタサラダは、ゆでたパスタを冷やし、野菜やツナなどの具材とドレッシング感覚のソースで和えた料理です。
一般的な冷製パスタよりもサラダ感覚で食べやすく、副菜や軽めの昼食にも向いています。今回はオリーブオイルと酢、またはレモン汁で味付けするため、ツナのコクがありながら後味はさっぱりしています。
🥫 材料(2人分)
- 細めのスパゲッティ:100g
- ツナ缶:1缶(70g程度)
- ミニトマト:12個
- エクストラバージンオリーブオイル:大さじ2
- 酢またはレモン汁:小さじ2
- 塩:小さじ1/4程度
- こしょう:少々
- パスタをゆでる塩:湯1Lに対して小さじ2弱(約10g)
細めのスパゲッティは、カッペリーニや1.4mm前後のものがおすすめです。通常の太さでも作れますが、冷やすと食感が締まるため、表示時間より少し長めにゆでると食べやすくなります。
🔪 下ごしらえ
ミニトマトはヘタを取り、半分に切ります。大きめのものは4等分にすると、パスタと一緒に食べやすくなります。
ツナ缶は、油漬けなら油を軽く切ります。完全に絞るとうま味やしっとり感まで失われやすいため、缶のふたで軽く押さえる程度で十分です。水煮を使う場合は水気をしっかり切りましょう。
🍳 作り方
1.ソースを先に作る
大きめのボウルに、エクストラバージンオリーブオイル、酢またはレモン汁、塩、こしょうを入れ、よく混ぜます。
先に調味料を混ぜておくと、塩味や酸味が全体へ均一になじみやすくなります。
2.具材を加える
ボウルへツナとミニトマトを加え、形を崩しすぎないように軽く和えます。パスタをゆでている間、冷蔵庫で冷やしておくと、より冷たい仕上がりになります。
3.パスタをゆでる
鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、パスタをゆでます。
冷水で締めると麺が硬くなるため、袋の表示時間より30秒から1分ほど長めにゆでるのが目安です。ただし、極細のカッペリーニは伸びやすいので、途中で食感を確認してください。
4.冷水で締めて、しっかり水気を切る
ゆで上がったパスタをざるにあげ、すぐに冷水で洗うように冷やします。氷水を使う場合は、麺が十分に冷えたらすぐに引き上げましょう。
ざるをよく振った後、清潔なキッチンペーパーで軽く押さえると余分な水分を取り除けます。ここで水気が残っていると、ソースが薄まって味がぼやける原因になります。
5.食べる直前に和える
冷やした具材とソースのボウルへパスタを入れ、全体を手早く和えます。味を確認し、薄ければ塩、酸味が足りなければ酢またはレモン汁を少量ずつ足してください。
器に盛り付け、お好みで粗びき黒こしょうを振ったら完成です。
✨ 麺が固まらず、おいしく仕上がるコツ
パスタの水気を十分に切る
冷製パスタで特に大切なのが水切りです。水分が残るとソースの味が薄まり、オリーブオイルもなじみにくくなります。
オリーブオイルを減らしすぎない
オリーブオイルには風味を加えるだけでなく、麺同士がくっつくのを抑え、ソースをなじませる役割があります。油分を控えたい場合も、極端に減らすとパサつきやすいため、まずは大さじ1と1/2程度を目安にしましょう。
食べる直前にパスタを和える
ソースと和えたまま長時間置くと、麺が水分を吸って食感が変わります。具材とソースは先に冷やし、パスタは食べる直前に和えると、みずみずしく仕上がります。
冷たい料理は味をやや強めに整える
料理は冷えると塩味や香りを感じにくくなります。温かい状態でちょうどよくするのではなく、冷やした後に味見をして微調整するのがポイントです。
🍋 酢とレモン汁、どちらがおすすめ?
酢を使うと、身近な調味料で作りやすく、パスタサラダらしいすっきりした味になります。穀物酢の酸味が強く感じられる場合は、米酢やりんご酢を使うと比較的まろやかです。
レモン汁を使うと、柑橘の香りが加わり、より爽やかな仕上がりになります。魚介やハーブとも合わせやすいため、暑い日の前菜や白ワインに合わせたい場合にもおすすめです。
🌿 おすすめのアレンジ
大葉やバジルを加える
大葉なら和風に、バジルなら洋風の香りに仕上がります。食べる直前にちぎって加えると、香りを楽しめます。
玉ねぎやきゅうりを加える
薄切りにして水にさらした玉ねぎや、細切りのきゅうりを加えると、食感とボリュームが増します。水分は十分に拭き取ってから加えてください。
モッツァレラチーズを加える
小さく切ったモッツァレラチーズを加えると、コクのある一皿になります。ミニトマトやバジルとの相性も良好です。
🍜 春雨で作る場合
春雨を使うと、パスタとは異なるつるっとした食感のサラダとして楽しめます。ただし、乾燥春雨100gでは戻した後の量が多くなるため、2人分なら乾燥春雨40~50g程度が目安です。
袋の表示に従って戻した後、冷水で冷やして水気をしっかり切ります。食べやすい長さに切り、同じ具材と調味料で和えてください。春雨は調味料を吸いやすいため、味見をしながらオリーブオイルや塩を調整しましょう。
🧊 作り置きはできる?
具材とソースだけなら、清潔な保存容器に入れて冷蔵し、当日中を目安に使えます。パスタまで和えた状態では、時間とともに麺が硬くなったり、トマトから水分が出たりするため、作り置きにはあまり向きません。
事前に準備する場合は、具材とソース、ゆでたパスタを別々に冷蔵し、食べる直前に和えるのがおすすめです。ただし、ゆでた麺も時間がたつと食感が落ちるため、できるだけ早めに食べましょう。
❓ ツナとミニトマトの冷製パスタに関するQ&A
Q.普通のトマトでも作れますか?
A.作れます。中玉なら1個程度を目安にし、種の周りの水分が多い場合は軽く取り除いてから角切りにしてください。ソースが水っぽくなるのを防げます。
Q.カッペリーニがない場合は?
A.1.4mm前後の細めのスパゲッティや、細めのサラダ用パスタで代用できます。太めのパスタを使う場合は、冷やした後に硬くなりすぎないよう、少し長めにゆでましょう。
Q.パスタが固まってしまった場合は?
A.エクストラバージンオリーブオイルを小さじ1ずつ加え、麺をほぐすように和えてください。水を加えると味が薄まりやすいため、まずはオイルで調整します。
Q.味が薄くなったときはどうすればよいですか?
A.塩をひとつまみ加えて全体を混ぜ、それでもぼやける場合はレモン汁や酢を少量足します。一度に加えず、味見をしながら調整してください。
Q.ツナ缶の油も使えますか?
A.使えます。ツナの風味が強いオイルなので、缶の油を大さじ1ほど残し、その分だけオリーブオイルを減らすと無駄なく活用できます。香りのよいエクストラバージンオリーブオイルは、仕上げに加えると風味が引き立ちます。
🍅 さっぱりおいしい冷製パスタを楽しもう
ツナとミニトマトの冷製パスタサラダは、身近な材料で手軽に作れる、暑い季節にぴったりの一皿です。
おいしく仕上げるポイントは、パスタを少し長めにゆで、冷水で締めた後に水気を十分に切ること。そして、冷やした具材と食べる直前に和えることです。
ツナのうま味、ミニトマトの甘酸っぱさ、オリーブオイルの香りを生かしたさっぱり味は、昼食はもちろん、夕食の副菜や前菜にもよく合います。大葉やバジル、チーズなどを加えながら、好みのアレンジも楽しんでみてください。
🫒 冷製パスタには香りのよい「ICONO(アイコノ)」もおすすめ
冷製パスタではオリーブオイルを加熱せずに使うため、オイルそのものの香りや味わいが仕上がりを大きく左右します。
今回おすすめするのは、チリ産のエクストラバージンオリーブオイル「ICONO(アイコノ)FRUITY」です。フルーティーな香りを楽しめるため、ミニトマトの甘酸っぱさやツナのうま味を生かした冷製パスタにも合わせやすい一本です。
パスタと具材を和えるときに使うほか、盛り付けた後に少量を回しかけると、香りをより感じやすくなります。冷製パスタだけでなく、サラダやパン、カルパッチョなど、加熱せずに味わう料理にも活用できます。
爽やかな香りのオリーブオイルで、いつもの冷製パスタをワンランク上の味わいに仕上げてみてはいかがでしょうか。
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