スーパーのお総菜コーナーで買った照り焼きチキン。そのまま食卓へ出してもおいしいですが、ご飯とチーズを組み合わせれば、ボリュームのある一皿へ手軽にアレンジできます。
今回ご紹介するのは、バターライスに照り焼きチキンとチーズを重ねて焼く「照り焼きチキンのドリア風」です。
鶏肉の下処理や味付けを一から行う必要がなく、ホワイトソースも使いません。ご飯をバターで炒めて耐熱皿に盛り、切った照り焼きチキンとチーズをのせて焼くだけなので、忙しい日の夕食や休日のランチにも取り入れやすいレシピです。
甘辛い照り焼きのタレに、バターのコクと香ばしいチーズが重なり、子どもから大人まで楽しみやすい味に仕上がります。お総菜の照り焼きチキンが残ったときのリメイクにもおすすめです。
🧀 照り焼きチキンの「ドリア風」とは?
一般的なドリアは、ご飯の上にホワイトソースやミートソース、チーズなどをのせ、オーブンで焼いて作ります。
今回のレシピではホワイトソースを使わず、バターライス、照り焼きチキン、チーズを重ねて仕上げます。そのため、本格的なドリアというよりも、ドリアのような見た目と満足感を手軽に楽しめる「ドリア風」のアレンジ料理です。
ホワイトソースを作る手間がなく、照り焼きチキンのタレがご飯の味付けにもなります。材料が少なくても味がまとまりやすいのが、このレシピの魅力です。
📝 照り焼きチキンのドリア風の材料
材料(2人分)
- 市販の照り焼きチキン:1枚(約200~250g)
- 温かいご飯:400~500g
- バター:20g
- ピザ用チーズ:80~100g
- ブラックペッパー:少々
- 乾燥パセリ:少々
ご飯3~4膳分では2人分として多くなることがあるため、食べる量に合わせて400~500g程度を目安にしています。ボリュームを増やしたい場合は、ご飯とチーズの量を調整してください。
照り焼きチキンにタレが添えられている場合は、捨てずに取っておきましょう。盛り付けるときに少量かけると、ご飯にも甘辛い味がなじみます。
🍳 スーパーの照り焼きチキンで作るドリア風レシピ
1.照り焼きチキンを切る
照り焼きチキンを、ひと口で食べやすい2~3cm程度の大きさに切ります。
冷蔵庫から出したばかりで冷たい場合は、耐熱皿へ移してラップをかけ、電子レンジで軽く温めておきます。加熱時間は商品の大きさや電子レンジによって異なるため、中心まで温まったか確認してください。
温めすぎると鶏肉が硬くなりやすいため、この段階では熱々にする必要はありません。
2.バターライスを作る
フライパンを弱めの中火で熱し、バターを入れて溶かします。温かいご飯を加え、切るようにほぐしながらバターを全体へなじませます。
ご飯をヘラで強く押しつぶしたり、長時間炒めたりすると粘りが出やすくなります。粒をつぶさないよう、大きく返しながら1~2分ほど炒めれば十分です。
照り焼きチキンの味が濃いため、基本的に塩を追加する必要はありません。味を見て物足りない場合だけ、塩をごく少量加えましょう。
3.耐熱皿へ盛り付ける
耐熱皿の内側へバターまたはサラダ油を薄く塗り、バターライスを平らに広げます。
切った照り焼きチキンをバランスよく並べ、残しておいた照り焼きのタレがあれば少量かけます。タレをかけすぎるとご飯がべたつき、味も濃くなるため、大さじ1程度を目安にしてください。
4.チーズをのせる
照り焼きチキンが適度に見えるよう、ピザ用チーズを全体へ広げます。2人分なら80~100g程度が目安です。
濃厚に仕上げたい場合は多めに、照り焼きチキンの味を生かしたい場合は控えめに調整しましょう。
5.オーブントースターで焼く
このレシピで使うのは、食パンを差し込むポップアップトースターではなく、耐熱皿を庫内へ入れられるオーブントースターです。チキンやご飯を一から調理するためではなく、チーズを溶かしながら表面へ香ばしい焼き色を付けるために使用します。
耐熱皿をオーブントースターへ入れ、チーズが溶けて表面に焼き色が付くまで5~8分ほど加熱します。オーブントースターの出力や耐熱皿の厚さによって焼き時間は変わるため、途中から様子を確認してください。表面だけが焦げそうな場合は、アルミホイルをふんわりかぶせます。
チーズが溶けても料理の中心が冷たい場合は、焦げないようアルミホイルをかぶせ、追加で加熱します。
6.仕上げる
オーブントースターから取り出し、乾燥パセリとブラックペッパーを振ったら完成です。
耐熱皿は非常に熱くなっているため、鍋つかみを使い、テーブルへ置くときは敷物を用意してください。
✨ 照り焼きチキンドリア風をおいしく作るコツ
温かいご飯を使う
冷たいご飯をそのままバターで炒めると、ほぐれるまでに時間がかかり、表面だけ油っぽくなることがあります。
冷やご飯を使う場合は、電子レンジで温めてからフライパンへ加えましょう。バターが短時間で全体になじみ、ご飯の粒もつぶれにくくなります。
照り焼きのタレを入れすぎない
照り焼きのタレは、ドリア風の味をまとめる大切な要素です。ただし、たっぷり加えるとご飯がべたつき、チーズの塩気と重なって味が濃くなります。
最初は少量をかけ、食べるときに必要なら追加する方が失敗しにくくなります。
チキンを軽く温めておく
照り焼きチキンを冷たいまま厚く切ってのせると、チーズには焼き色が付いても、料理の中心が十分に温まらないことがあります。
あらかじめチキンを軽く温めておくと、表面を焦がさず全体を熱々に仕上げやすくなります。
焼き色はオーブントースターで十分に付けられる
元の記事では、トーチバーナーを使う方法も紹介されていました。ただし、家庭ではオーブントースターだけでも香ばしい焼き色を付けられます。
トーチバーナーを使う場合は、耐熱性のある陶器や金属製の器を使用し、周囲に布、紙、油など燃えやすいものがないことを確認してください。説明書に従い、顔や手を炎へ近づけないよう注意しましょう。
🥛 ホワイトソースを加えれば本格ドリア風に
よりクリーミーな味にしたい場合は、バターライスの上に市販のホワイトソースをかけてから、照り焼きチキンとチーズをのせます。
2人分なら、ホワイトソース150~200g程度が目安です。照り焼きのタレとチーズにも塩気があるため、味付けされていないものや、やさしい味のホワイトソースが合わせやすいでしょう。
牛乳を少量加えてホワイトソースをのばすと、ご飯へなじみやすくなります。照り焼きの甘辛さにクリーミーなソースが重なり、よりドリアらしい味わいを楽しめます。
🌽 冷蔵庫の食材で楽しめるアレンジ
玉ねぎを加える
薄切りにした玉ねぎをバターで炒めてからご飯を加えると、自然な甘みが加わります。玉ねぎが透き通るまで炒めてから、ご飯を入れましょう。
きのこを加える
しめじ、マッシュルーム、エリンギなどを加えると、うま味と食べ応えが増します。きのこから出る水分を飛ばしてから、ご飯と合わせるのがポイントです。
コーンを加える
コーンの甘みは、照り焼きチキンやチーズとよく合います。缶詰を使う場合は、水気をしっかり切ってから加えてください。
卵をのせる
温泉卵や半熟の目玉焼きを仕上げにのせると、黄身がソースのように絡み、まろやかな味になります。
マヨネーズを少量かける
チーズをのせる前にマヨネーズを細くかけると、照り焼きチキンと相性のよいコクが加わります。味が重くなりやすいため、少量にとどめましょう。
🍽 照り焼きチキンのドリア風に合う献立
照り焼きチキンのドリア風は、ご飯、肉、チーズが一皿に入った食べ応えのある料理です。献立には、野菜を使った軽い副菜やスープを組み合わせると、全体のバランスを取りやすくなります。
グリーンサラダ、トマトのマリネ、にんじんラペなど、酸味のある副菜を添えると、濃厚なチーズの後味をさっぱりさせられます。
スープなら、コンソメスープや野菜スープがおすすめです。ホワイトソースを加える場合は、クリーム系のスープを避けると味が重なりすぎません。
🍳 バターライス作りに使える「DONフライパン 24cm」
照り焼きチキンのドリア風では、ご飯をバターで炒めてから耐熱皿へ移します。
元の記事で紹介されていた「アカオアルミ DONフライパン 24cm(AHL24024)」は、熱を伝えやすい硬質アルミ製のフライパンです。内径24cm、板厚3mmで、バターライスのほか、炒め物やパスタ作りなどにも活用できます。
一般的なフッ素樹脂加工のフライパンとは使い勝手が異なるため、十分に予熱して油やバターをなじませ、火力を上げすぎないことが大切です。また、IH非対応として販売されているため、購入前に自宅の熱源を確認してください。
▼ バターライス作りにも活用できるフライパンはこちら
🛒 Amazonで「アカオアルミ DONフライパン 24cm」を確認する
お気に入りの調理器具を一つずつそろえると、普段の料理に取り組む楽しみも増えていきます。バターライスやパスタなど、さまざまな料理に活用してみてください。
※販売状況や対応熱源などの商品情報は変更される場合があります。購入前に販売ページの最新情報をご確認ください。
❓ 照り焼きチキンのドリア風についてのQ&A
Q.なぜ「ドリア」ではなく「ドリア風」なのですか?
A.一般的なドリアで使われるホワイトソースを省き、バターライス、照り焼きチキン、チーズで仕上げる簡単アレンジだからです。ホワイトソースを加えれば、より一般的なドリアに近い味わいになります。
Q.冷凍ご飯でも作れますか?
A.作れます。電子レンジで解凍して温め、軽くほぐしてからバターと炒めてください。冷たい部分が残っているとバターが均一になじみにくいため、全体を温めておくのがポイントです。
Q.オーブントースターがない場合はどうすればよいですか?
A.オーブンなら200~220℃を目安に、チーズが溶けて焼き色が付くまで加熱します。魚焼きグリルも使用できますが、火元が近く焦げやすいため、弱火で短時間ずつ様子を見てください。耐熱皿が使用できる調理器具かも事前に確認しましょう。
Q.照り焼きチキン以外のお総菜でも作れますか?
A.ローストチキン、焼き鳥、唐揚げなどでもアレンジできます。味付けの濃いお総菜を使う場合は、追加のタレや塩を控えてください。骨付きのものは、骨を取り除いてから使いましょう。
Q.ご飯が油っぽくなった場合はどうしますか?
A.バターの量を減らすか、ご飯を追加して全体になじませます。次に作るときは温かいご飯を使い、バターが溶けたら短時間で炒め合わせると、油っぽくなりにくくなります。
Q.作り置きできますか?
A.市販のお総菜を再加熱する料理なので、作ったらなるべく早く食べるのがおすすめです。保存する場合は粗熱を取って速やかに冷蔵し、翌日までを目安に十分再加熱して食べてください。常温に長時間置くのは避けましょう。
🌟 お総菜の照り焼きチキンを熱々のごちそうへ
スーパーの照り焼きチキンを使えば、鶏肉の下処理や味付けを省きながら、バターとチーズが香る食べ応えのある一皿を作れます。
温かいご飯へバターを手早くなじませ、冷たいチキンは軽く温めてから盛り付けるのが、全体をおいしく仕上げるポイントです。照り焼きのタレは少量ずつ使い、チーズに焼き色が付くまでオーブントースターで加熱しましょう。
ホワイトソースを加えて濃厚にしたり、玉ねぎ、きのこ、コーンなどを加えたりと、好みに合わせたアレンジも楽しめます。買ってきたお総菜をそのまま出すだけでは少し物足りない日に、手軽なごちそうメニューとして試してみてください。
