🥔 アンチョビポテトグラタンの作り方!生クリームとチーズで濃厚な一品

ほくほくのじゃがいもに、アンチョビの塩気とうまみ、生クリームとチーズのコクを重ねた「アンチョビポテトグラタン」。材料を耐熱皿に重ねて焼くだけですが、ワインのおつまみにも夕食の副菜にもなる、満足感のある一品です。

アンチョビが味の中心になるため、特別なソースを作ったり、多くの調味料を加えたりする必要はありません。じゃがいもを電子レンジで先に加熱しておけば、オーブンでの焼き時間も短縮できます。

今回は、アンチョビポテトグラタンの作り方をご紹介します。じゃがいもの中心が硬く残るのを防ぐ方法や、塩辛くしない味付け、生クリームを分離させにくい焼き方も詳しくまとめました。

🐟 アンチョビポテトグラタンとは?

アンチョビポテトグラタンは、じゃがいも、アンチョビ、生クリーム、チーズを組み合わせて焼き上げる料理です。

アンチョビは、カタクチイワシなどの魚を塩漬けにして熟成させ、オイルに漬けた食材です。少量でも塩気とうまみが強く、ソースへ溶け込むことで料理全体に深みを加えます。

じゃがいもの穏やかな甘みは、アンチョビの力強い塩気と好相性。生クリームとチーズを合わせることで味がまろやかになり、アンチョビに慣れていない人でも食べやすく仕上がります。

🥔 アンチョビポテトグラタンの材料

材料(2人分)

  • じゃがいも:中2個(約250~300g)
  • アンチョビフィレ:3枚
  • 生クリーム:100ml
  • チェダーチーズ:50g
  • ブラックペッパー:少々
  • パセリ:お好みで適量
  • バターまたはオリーブオイル:耐熱皿に塗る分を少量

チェダーチーズは、ピザ用のとろけるチーズでも代用できます。アンチョビとチーズには塩気があるため、基本的に塩は加えません。食べる直前に味を確認し、必要な場合だけ少量を補いましょう。

元記事ではじゃがいも1個となっていますが、大きさによって仕上がりの量が変わります。2人分として作りやすいよう、重量の目安も記載しています。

🔪 下ごしらえ

  • オーブンを200℃に予熱します。
  • 耐熱皿の内側に、バターまたはオリーブオイルを薄く塗ります。
  • アンチョビフィレは細かく刻みます。
  • パセリを使う場合は細かく刻みます。
  • じゃがいもは皮をむき、芽があれば取り除きます。

🍳 アンチョビポテトグラタンの作り方

1.じゃがいもを5mm程度に切る

じゃがいもを5mm程度の薄切りにします。厚さをそろえると加熱ムラを防ぎやすくなります。

元記事では1~1.5cm程度に切っていますが、この厚さでは電子レンジで3~4分加熱しても中心が硬く残ることがあります。短時間で作る場合は5mm程度に切るのがおすすめです。

食べ応えを重視して厚めに切る場合は、電子レンジの加熱時間を延ばし、竹串がすっと通ることを確認してください。

2.電子レンジで下ゆでする

切ったじゃがいもを耐熱容器へ入れ、水大さじ1を振りかけます。ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで4~5分加熱します。

一度取り出して上下を返し、竹串がすっと通る程度になっているか確認してください。硬い場合は、30秒ずつ追加加熱します。

完全に崩れるほどやわらかくする必要はありませんが、オーブンでは主に表面へ焼き色を付けるため、電子レンジの段階でほぼ火を通しておくことが大切です。

3.耐熱皿に材料を重ねる

耐熱皿にじゃがいもの半量を並べ、刻んだアンチョビの半量を散らします。

残りのじゃがいもを重ね、その上に残りのアンチョビを散らしてください。アンチョビを一か所に固めず、全体へ少しずつ配置すると、塩気が均一になりやすくなります。

4.生クリームとチーズを加える

生クリームを耐熱皿の全体へ回しかけ、チェダーチーズを均等にのせます。

生クリームが耐熱皿からあふれないよう、縁から少し余裕を残してください。ブラックペッパーは焼く前に振っても、香りを生かすため焼いたあとに加えても構いません。

5.200℃のオーブンで焼く

200℃に予熱したオーブンへ入れ、チーズが溶けて表面に焼き色が付くまで約15分焼きます。

加熱時間はオーブンや耐熱皿の大きさによって変わります。10分を過ぎたあたりから焼き色を確認し、焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせてください。

6.仕上げる

オーブンから取り出し、2~3分休ませます。仕上げに刻んだパセリと、削りたてのブラックペッパーをかけたら完成です。

焼き色が足りない場合は、オーブンの上火機能やトースターを使って短時間追加加熱できます。トーチバーナーを使用する場合は、周囲に燃えやすいものがないことを確認し、一か所へ炎を当て続けないよう注意しましょう。

✨ おいしく仕上げる5つのコツ

1.じゃがいもの厚さをそろえる

厚さが不ぞろいだと、やわらかい部分と硬い部分ができてしまいます。包丁で5mm程度にそろえるほか、スライサーを使う方法もあります。スライサーを使用するときは、手を切らないようホルダーを使いましょう。

2.電子レンジでほぼ火を通す

オーブンで15分焼くだけでは、厚いじゃがいもの中心まで火が通らないことがあります。竹串を刺して確認し、抵抗が強い場合は追加加熱してください。

3.アンチョビを細かく散らす

アンチョビを大きなまま一か所に置くと、食べた部分だけ強く塩辛くなります。細かく刻み、じゃがいもの間へ少量ずつ散らすのがポイントです。

4.塩は基本的に加えない

アンチョビとチーズだけでも十分な塩気があります。焼く前に塩を加えず、完成後に味を見て調整すると、塩辛くなるのを防げます。

5.生クリームを高温で焼きすぎない

必要以上に長く加熱すると、生クリームの水分と脂肪分が分離し、油っぽく見えることがあります。じゃがいもを事前にやわらかくし、オーブンではチーズに焼き色が付くまでの短時間で仕上げましょう。

🥔 グラタンに合うじゃがいもの選び方

じゃがいもは、品種によって仕上がりの食感が変わります。

メークインは加熱しても形が崩れにくいため、薄切りの形を残したグラタンに向いています。層がきれいに仕上がり、なめらかな食感を楽しめます。

男爵いもはほくほくした食感が特徴で、加熱すると崩れやすい品種です。少し形が崩れて生クリームとなじんだ、素朴で濃厚な仕上がりが好みの場合に向いています。

どちらでも作れるため、形を残したいならメークイン、ほくほく感を楽しみたいなら男爵いもを選ぶとよいでしょう。

🥛 生クリームなしでも作れる?

生クリームを牛乳へ置き換えると、軽めの味わいに仕上げられます。ただし、牛乳だけではコクが弱く、水っぽくなりやすいため、薄力粉を少量使う方法がおすすめです。

牛乳100mlに薄力粉小さじ1をよく混ぜ、耐熱皿へ注いでください。ダマを防ぐため、薄力粉へ牛乳を少しずつ加えて溶きます。

さらにコクを補いたい場合は、バター5~10gを加えるか、チーズを少し増やします。アンチョビとチーズの塩気があるため、ここでも塩は味見をしてから加えましょう。

🧅 おすすめの具材アレンジ

玉ねぎ

薄切りの玉ねぎを加えると、加熱による甘みがアンチョビの塩気をやわらげます。じゃがいもと一緒に電子レンジで軽く加熱してから重ねると、火が通りやすくなります。

きのこ

しめじやマッシュルームを加えると、うまみと香りが増します。水分が出やすいため、フライパンで先に炒めてから耐熱皿へ入れてください。

ベーコン

ベーコンを加えると食べ応えが増します。ただし、アンチョビ、ベーコン、チーズを組み合わせると塩分が強くなりやすいため、アンチョビを2枚程度に減らすなど調整しましょう。

ほうれん草

ゆでて水気をしっかり絞ったほうれん草を加えると、彩りのよいグラタンになります。水気が残るとソースが薄まるため、よく絞ってから使います。

🔥 オーブンがない場合の作り方

オーブントースターを使う

じゃがいもへ電子レンジで完全に火を通したあと、材料を耐熱皿へ重ねます。トースターでチーズが溶け、表面に焼き色が付くまで8~12分程度加熱してください。

トースターはヒーターと食材の距離が近く、表面が焦げやすいため、途中で様子を確認します。焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせましょう。

魚焼きグリルを使う

耐熱性があり、魚焼きグリルで使用できる容器を選びます。弱火から中火で様子を見ながら加熱し、チーズへ焼き色を付けてください。使用できる容器や加熱方法は、グリルの取扱説明書を確認しましょう。

🍷 合わせやすいワインと献立

アンチョビの塩気とチーズのコクがあるため、すっきりした酸味を持つ辛口の白ワインと合わせやすい料理です。赤ワインなら、渋みが強すぎない軽めから中程度のタイプを選ぶと、じゃがいものやさしい味を邪魔しにくいでしょう。

グラタン自体が濃厚なので、献立には葉物野菜やトマトを使った酸味のあるサラダを添えるのがおすすめです。肉料理と合わせる場合は、グラタンを少量ずつ副菜として盛り付けるとバランスを取りやすくなります。

❓ アンチョビポテトグラタンのよくある質問

Q.じゃがいもは水にさらした方がよいですか?

A.今回のレシピでは、水にさらさなくても作れます。表面のでんぷんが生クリームとなじみ、まとまりのある仕上がりになります。切ってから時間を置く場合は変色を防ぐため水にさらし、使用前に水気をしっかり拭き取ってください。

Q.アンチョビペーストでも代用できますか?

A.代用できます。商品によって塩分が異なるため、小さじ1程度から加えて味を調整してください。耐熱皿へ均等に散らすと、一部分だけ塩辛くなるのを防げます。

Q.グラタンが塩辛くなった場合はどうすればよいですか?

A.加熱したじゃがいもや生クリームを追加して、全体の塩分を薄めます。次回からはアンチョビを減らし、塩気の穏やかなチーズを選ぶと調整しやすくなります。

Q.生クリームが分離するのはなぜですか?

A.長時間の高温加熱や、チーズなどから出た油分が原因になることがあります。じゃがいもを事前にやわらかくし、オーブンでは焼き色を付ける程度にすると分離を抑えやすくなります。

Q.作り置きできますか?

A.焼く前の状態まで準備して冷蔵できますが、じゃがいもの変色や水分が出るのを防ぐため、なるべく当日中に焼くのがおすすめです。食べる際は中心まで十分に温め直してください。

Q.残ったアンチョビは何に使えますか?

A.パスタ、ピザ、ポテトサラダ、ドレッシング、キャベツ炒めなどに活用できます。アンチョビの油にも風味があるため、にんにくを炒めるオイルとして少量使う方法もあります。

🧀 アンチョビのうまみを生かした濃厚グラタンを楽しもう

アンチョビポテトグラタンは、じゃがいも、アンチョビ、生クリーム、チーズという少ない材料で、ワインにも合う濃厚な味わいを楽しめる料理です。

失敗を防ぐポイントは、じゃがいもを5mm程度にそろえて切り、電子レンジで竹串が通るまで下加熱すること。アンチョビは細かく刻んで均等に散らし、塩は基本的に加えません。

オーブンでは、すでにやわらかくなったじゃがいもを煮るのではなく、チーズを溶かして香ばしい焼き色を付けるイメージで仕上げます。玉ねぎやきのこ、ほうれん草なども取り入れながら、夕食や家飲みの一皿として楽しんでみてください。

🛒 スカーリアさんのアンチョビでうまみをプラス

「スカーリアさんのアンチョビ 80g」は、フィレ状のアンチョビを必要な分だけ取り出して使える商品です。今回のポテトグラタンはもちろん、パスタやピザ、炒め物などにも活用できます。

アンチョビは少量でも味への影響が大きいため、最初は控えめに加え、好みの塩気へ調整してください。開封後の保存方法や賞味期限は、商品表示を確認しましょう。

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