パリッと焼いたトルティーヤの中から、とろけたチーズとプリプリのエビが現れるケサディーヤ。見た目は華やかですが、市販のトルティーヤを使えば、家庭でもフライパンで簡単に作れます。
2026年8月26日放送の「滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん」では、これまでに登場した料理を振り返る総集編を放送。6月12日に滝沢カレンさんが披露した「エビとチーズのケサディーヤ」が、未公開シーンとともに改めて紹介されました。
番組では、ゲストの三代目 J SOUL BROTHERS・山下健二郎さんが好きなエビと、週のテーマ食材だったアボカドを組み合わせています。
エビやパプリカ、玉ねぎを炒めてチーズと一緒にトルティーヤで挟み、表面をカリッと焼いた一品。ライムを効かせたアボカドディップを添えることで、濃厚なチーズを爽やかに味わえます。
今回は、番組で紹介された材料と作り方、おいしく仕上げるポイントをご紹介します。
🌮 ケサディーヤとは?
ケサディーヤは、トルティーヤにチーズを挟んで焼くメキシコ料理です。
チーズだけでシンプルに作るものから、肉、魚介、豆、野菜などを加えたものまで、さまざまな種類があります。
フライパンや鉄板で焼いたトルティーヤは表面が香ばしく、中ではチーズがとろりと溶けます。食べやすく切り分けられるため、軽食やおつまみ、パーティー料理にも向いています。
今回のレシピでは、むきエビ、パプリカ、玉ねぎを炒め、ピザ用チーズと一緒に2枚のトルティーヤで挟みます。
さらに、つぶしたアボカドへライムやにんにくを加えたディップを添えることで、濃厚さと爽やかさの両方を楽しめるケサディーヤに仕上げています。
🫑 エビとチーズのケサディーヤの材料
材料(2人分)
- トルティーヤ:2枚
- むきエビ:100g
- パプリカ:1/4個
- 玉ねぎ:1/2個
- ピザ用チーズ:80g
- オリーブオイル:小さじ1
- 塩:少々
- こしょう:少々
アボカドディップ
- アボカド:1個
- ライム汁:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
- こしょう:少々
- おろしにんにく:少々
パプリカは、赤や黄色など好みの色を使用できます。彩りを増やしたい場合は、2色を合わせて1/4個分にしてもよいでしょう。
🥄 エビとチーズのケサディーヤの作り方
1.むきエビを切る
むきエビは、背わたが残っている場合は取り除きます。
水で洗ってキッチンペーパーで水気を拭き、2cmほどの大きさに切りましょう。
エビを丸ごと入れるより、2cm程度に切った方がトルティーヤ全体へ散らしやすくなります。完成後に切り分けるときも、エビが包丁に引っかかりにくくなります。
2.パプリカと玉ねぎを切る
パプリカはヘタ、種、白いワタを取り除き、1cm角に切ります。
玉ねぎも1cm角に切りましょう。
具材の大きさをそろえることで、トルティーヤへ均等に広げやすくなります。大きすぎる具材は挟んだときに厚みが出て、焼いている途中にトルティーヤがずれる原因になるため、小さめに切るのがポイントです。
3.玉ねぎとパプリカを炒める
フライパンへオリーブオイル小さじ1を入れて熱し、玉ねぎとパプリカを加えます。
玉ねぎが透き通り、パプリカが少しやわらかくなるまで炒めましょう。
エビより火が通るまでに時間がかかる野菜を先に炒めることで、エビの加熱しすぎを防げます。
4.エビを加える
玉ねぎとパプリカを炒めたら、むきエビを加えます。
エビの色が透明から赤みのある色に変わり、中心まで火が通るように炒めましょう。
塩とこしょうを振り、全体の味を調えます。
後からチーズを加えるため、ここで塩を入れすぎないことが大切です。ピザ用チーズの塩分も考え、少し控えめに味付けしましょう。
5.トルティーヤにチーズをのせる
別のフライパンへトルティーヤを1枚置きます。
ピザ用チーズの半量を、トルティーヤ全体へ広げるようにのせましょう。
最初にチーズを敷くことで、溶けたチーズがトルティーヤと具材をつなぐ役割を果たします。
フッ素樹脂加工など焦げ付きにくいフライパンを使う場合は、油を引かなくても焼けます。
6.炒めた具材を広げる
チーズの上へ、炒めたエビ、パプリカ、玉ねぎを広げます。
中央に具材が集中すると、トルティーヤを重ねたときに安定しません。縁を少し空けながら、できるだけ均一な厚さになるように広げましょう。
水分や油がフライパンに残っている場合は、具材だけを取り出してのせます。余分な水分まで加えると、トルティーヤがしんなりする原因になります。
7.残りのチーズとトルティーヤを重ねる
具材の上へ、残りのピザ用チーズを広げます。
その上から、もう1枚のトルティーヤをかぶせましょう。
チーズで具材を上下から挟むことにより、加熱したときに全体が一体となり、裏返しやすくなります。
8.両面を香ばしく焼く
フライパンを中火から弱めの中火にかけ、下側のトルティーヤを焼きます。
トルティーヤへ香ばしい焼き色が付き、チーズが溶け始めたら裏返しましょう。
大きなフライ返しを差し込み、上から手や別のヘラで軽く押さえながら返すと、具材がこぼれにくくなります。
反対側も焼き、両面がカリッとして、中のチーズがしっかり溶けたら火を止めます。
9.食べやすい大きさに切る
焼き上がったケサディーヤをまな板へ移し、少しだけ落ち着かせます。
ピザのように放射状に切り分けましょう。
焼き上がってすぐに切ると、溶けたチーズや具材が流れ出やすくなります。1~2分置き、チーズがわずかに落ち着いてから切ると、形を保ちやすくなります。
🥑 アボカドディップの作り方
1.アボカドを切る
アボカドは縦に包丁を入れ、種に沿って一周させます。
左右の果肉を反対方向へひねって半分に分け、種と皮を取り除きましょう。
ディップにするため、指で軽く押すと少しへこむ程度に熟したアボカドが向いています。
2.ライム汁を加えてつぶす
アボカドの果肉をボウルへ入れ、ライム汁大さじ1を加えます。
フォークを使い、好みのなめらかさになるまでつぶしましょう。
完全なペースト状にしてもよいですが、果肉を少し残すと、アボカドらしい食感を楽しめます。
ライム汁には爽やかな酸味を加えるだけでなく、切ったアボカドの変色を抑える役割もあります。
3.調味料を混ぜる
つぶしたアボカドへ、塩小さじ1/4、おろしにんにく少々、こしょうを加えます。
全体をよく混ぜ、味を確認しましょう。
ライムの酸味があるため、塩をたくさん入れなくても味がまとまります。こしょうはやや多めに加えると、アボカドの濃厚な味が引き締まります。
4.ケサディーヤに添える
切り分けたケサディーヤを器に盛り、アボカドディップを添えます。
ディップをケサディーヤへ直接のせても、別の器へ入れて、食べるたびにつけても構いません。
✨ カリッと香ばしく焼くポイント
炒めた具材の水分を持ち込まない
トルティーヤの表面をカリッと焼くには、具材に余分な水分を残さないことが大切です。
エビや野菜から出た水分がフライパンに多く残っている場合は、具材だけを取り出してトルティーヤへ挟みましょう。
炒め終わった後に水分が多い場合は、少し火を強めて飛ばす方法もあります。ただし、エビを加熱しすぎないよう注意してください。
チーズを上下に分けてのせる
チーズは具材の上だけにのせず、半量ずつに分けて上下から挟みます。
下側のチーズは具材と1枚目のトルティーヤを、上側のチーズは具材と2枚目のトルティーヤを接着します。
チーズが溶けて全体がまとまるため、裏返したときに中身がこぼれにくくなります。
火を強くしすぎない
強火で焼くと、チーズが溶ける前にトルティーヤだけが焦げる可能性があります。
中火から弱めの中火で、チーズをゆっくり溶かしながら両面へ焼き色を付けましょう。
トルティーヤの厚さやフライパンによって火の通り方が異なるため、ときどき底を持ち上げて焼き色を確認してください。
具材を入れすぎない
エビやチーズをたくさん入れると豪華に見えますが、厚くなりすぎると裏返しにくくなります。
具材はトルティーヤの縁まで広げず、少し余白を残して均等にのせるのがおすすめです。
🥑 ライムを加えたアボカドディップの魅力
エビとチーズのケサディーヤは、香ばしく濃厚な味わいです。
そこへライムを効かせたアボカドディップを合わせると、爽やかな酸味が加わり、チーズのコクを重たく感じにくくなります。
ライム汁を加えることで少量の塩でも味を感じやすくなるため、塩を控えめにできることもポイントです。
また、おろしにんにくが味の輪郭を作り、多めのこしょうがアボカドのまろやかさを引き締めます。
アボカドディップはケサディーヤだけでなく、次のような料理にも活用できます。
- トーストに塗る
- クラッカーへ添える
- サンドイッチの具材にする
- 温野菜やフライドポテトにつける
- 肉や魚のソテーに添える
残った場合は表面へラップを密着させて冷蔵庫へ入れ、できるだけ早く食べ切りましょう。
🍋 ライムがない場合はレモンで代用できる?
ライムが手に入らない場合は、レモン汁で代用できます。
ライムはレモンよりも香りに青々しさがあり、メキシコ料理らしい爽やかな風味を加えられます。一方、レモンは比較的手に入りやすく、すっきりした酸味が特徴です。
レモン汁を使う場合も、まずは大さじ1を目安に加えます。酸味の強さは果実や商品によって異なるため、味見をしながら調整してください。
市販のレモン果汁でも作れますが、生のレモンやライムを搾ると、果皮に由来する華やかな香りも感じやすくなります。
🧀 ケサディーヤに合うチーズは?
番組のレシピでは、手に入りやすいピザ用チーズを使用します。
ピザ用チーズは複数のナチュラルチーズを組み合わせた商品が多く、加熱すると溶けやすいため、ケサディーヤに向いています。
ほかにも、次のようなチーズを使用できます。
- モッツァレラチーズ
- チェダーチーズ
- ゴーダチーズ
- モントレージャック
- 加熱用のミックスチーズ
よく伸びる食感を楽しみたい場合はモッツァレラ、濃い味や色合いを加えたい場合はチェダーが向いています。
塩分の強いチーズを使う場合は、具材へ振る塩を控えめにしましょう。
🍳 ケサディーヤを上手に裏返す方法
2枚のトルティーヤで具材を挟むケサディーヤは、裏返すときに中身がこぼれやすいことがあります。
まずは下側のチーズが十分に溶け、トルティーヤと具材がまとまっていることを確認してください。
大きなフライ返しをケサディーヤの中央まで差し込み、もう1本のヘラや菜箸で上側を軽く押さえながら、素早く返します。
裏返すことに不安がある場合は、次の方法も利用できます。
- フライパンより大きな平皿をケサディーヤへかぶせる
- フライパンごとひっくり返して皿へ移す
- 焼いていない面を下にして、皿からフライパンへ滑らせる
また、トルティーヤ1枚の半分だけに具材をのせ、二つ折りにして焼けば、さらに返しやすくなります。
🌽 トルティーヤはどれを選ぶ?
トルティーヤには、主に小麦粉を使ったフラワートルティーヤと、とうもろこしを使ったコーントルティーヤがあります。
家庭でケサディーヤを作る場合は、やわらかく折れにくいフラワートルティーヤが扱いやすいでしょう。スーパーの輸入食品売り場や冷蔵・冷凍食品売り場などで購入できます。
コーントルティーヤを使うと、とうもろこしの香りを感じられますが、商品によっては割れやすいことがあります。焼く前に軽く温め、やわらかくしてから具材を挟むのがおすすめです。
サイズはフライパンへ平らに収まるものを選んでください。
❓ エビとチーズのケサディーヤに関するQ&A
Q.冷凍むきエビでも作れますか?
A.冷凍むきエビでも作れます。
商品に記載された方法で解凍し、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってから使用してください。
水気が残っていると、炒めたときに水分が多く出て、トルティーヤがしんなりする原因になります。
Q.エビの背わたは取る必要がありますか?
A.背わたが残っている場合は、取り除くのがおすすめです。
背わたには砂などが含まれていることがあり、残っていると食感や風味に影響します。「背わた処理済み」と表示されたむきエビなら、そのまま使える場合があります。
Q.パプリカがなくても作れますか?
A.パプリカなしでも作れます。
玉ねぎとエビだけでも作れますが、パプリカを加えると甘み、食感、鮮やかな彩りが加わります。
代わりにピーマン、コーン、きのこなどを使う場合は、水分が残らないよう炒めてから挟みましょう。
Q.アボカドがかたい場合はどうすればよいですか?
A.切る前であれば、常温に置いて追熟させるのがおすすめです。
すぐに使用する必要がある場合は、電子レンジで短時間加熱すると果肉をやわらかくできます。ただし、自然に追熟させたアボカドとは風味や食感が異なります。
ディップには、指で軽く押すと少しへこむ程度の完熟したアボカドが向いています。
Q.アボカドディップを作り置きできますか?
A.時間がたつと色が変わりやすいため、食べる直前に作るのがおすすめです。
事前に作る場合は、ライム汁をよく混ぜ、表面へ空気が触れないようラップを密着させて冷蔵庫へ入れましょう。保存後は色やにおいを確認し、早めに食べ切ってください。
Q.トースターでも作れますか?
A.作れますが、フライパンとは焼き上がりが異なります。
トルティーヤへ具材とチーズを挟み、アルミホイルなどへ置いて、チーズが溶けるまで焼きます。途中で裏返すと両面を焼けますが、具材がこぼれないよう注意してください。
表面をフライパンのように均一にカリッとさせたい場合は、フライパンで焼く方法がおすすめです。
Q.作り置きできますか?
A.焼きたてが最もカリッとした食感を楽しめます。
時間がたつと、具材の水分をトルティーヤが吸ってしんなりします。事前に準備する場合は、具材だけを炒めて冷蔵保存し、食べる直前にチーズと一緒に挟んで焼くとよいでしょう。
🦐 プリプリのエビととろけるチーズをカリッと焼き上げる一皿
滝沢カレンさんの「エビとチーズのケサディーヤ」は、炒めたエビ、パプリカ、玉ねぎを、たっぷりのチーズと一緒にトルティーヤで挟んだ一品です。
具材を1~2cm程度の小さめに切ることで全体へ均等に広げやすくなり、完成後もきれいに切り分けられます。
チーズを具材の上下に分けてのせれば、溶けたチーズがトルティーヤと具材をつなぎ、両面を焼くときにも崩れにくくなります。
仕上げに添えるアボカドディップには、ライム汁、おろしにんにく、こしょうを使用。クリーミーなアボカドと爽やかなライムが、香ばしいトルティーヤや濃厚なチーズによく合います。
フライパンで手軽に作れるため、休日のランチやおつまみ、家族で楽しむパーティー料理にもぴったりです。
トルティーヤのカリッとした食感、プリプリのエビ、とろけるチーズ、爽やかなアボカドディップを一度に味わってみてください。
