「親子丼を食べたいけれど、生の鶏肉から作るのは少し面倒」。そんなときは、スーパーのチキンカツを使って、カツ丼風のチキンカツ卵とじ丼を作ってみませんか?
市販のチキンカツなら、鶏肉へ衣をつけて揚げる工程は必要ありません。玉ねぎを甘辛いつゆで煮て、チキンカツと卵を加えるだけで、ボリュームのある丼が短時間で完成します。
一般的な親子丼のような鶏肉と卵の組み合わせに、チキンカツの香ばしい衣が加わるのが魅力。今回は、衣の食感をできるだけ残しながら、卵をふんわり仕上げる作り方をご紹介します。
🍳 チキンカツの卵とじ丼はこんな日におすすめ
- 市販のチキンカツを別の料理にアレンジしたい
- 揚げ物を一から作らず、カツ丼を楽しみたい
- 短時間でボリュームのある夕食を作りたい
- 残ったチキンカツをおいしく食べ切りたい
- 親子丼とカツ丼の両方の味わいを楽しみたい
すでに揚げてあるチキンカツを活用すれば、調理の中心は玉ねぎを煮て卵でとじるだけ。忙しい日の昼食や夕食にも取り入れやすい一品です。
🥚 チキンカツの卵とじ丼の材料(2人分)
具材
- 市販のチキンカツ:2枚
- 温かいごはん:2膳分
- 玉ねぎ:1個
- 卵:4個
- 三つ葉または小ねぎ:適量(お好みで)
煮汁
- 水:100ml
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ2
※チキンカツにソースや下味がついている場合は、しょうゆを少し減らしてください。最初は薄めに作り、味を見ながら調整するのがおすすめです。
🔪 作る前の下ごしらえ
- 玉ねぎは皮をむいて薄切りにする
- チキンカツは食べやすい幅に切る
- 卵はボウルに割り入れ、白身を切るように軽く溶く
- 三つ葉は2~3cm幅、小ねぎは小口切りにする
- ごはんを温め、丼に盛れるよう準備する
チキンカツの衣をサクサクに戻したい場合は、切る前にトースターで温めてください。
🍳 チキンカツの卵とじ丼の作り方
① 🧅 玉ねぎを甘辛いつゆで煮る
フライパンまたは浅めの鍋に、玉ねぎ、水、しょうゆ、みりん、砂糖を入れます。
中火にかけ、煮立ったら少し火を弱めます。玉ねぎが透き通り、好みのやわらかさになるまで煮てください。
② 🍗 チキンカツを加える
食べやすく切ったチキンカツを玉ねぎの上へ並べます。
衣の食感を残すため、チキンカツ全体を煮汁へ沈めず、底の部分だけが煮汁に触れるように置くのがポイントです。ふたをして短時間で中心まで温めます。
③ 🥚 卵を2回に分けて加える
溶き卵の3分の2量を、フライパンの中央から外側へ回し入れます。ふたをして弱火で加熱し、卵が固まり始めるのを待ちます。
残りの卵を加え、好みの加減まで火を通します。火を止めてから30秒ほど蒸らすと、余熱でふんわり仕上がります。
④ 🍚 ごはんへ盛りつける
温かいごはんを2つの丼に盛り、卵でとじたチキンカツと玉ねぎをのせます。
お好みで三つ葉や小ねぎを添えたら完成です。七味唐辛子や粉山椒もよく合います。
✨ サクサク&ふんわり仕上げる5つのコツ
チキンカツはトースターで温め直す
電子レンジだけで温めると、衣がしんなりしやすくなります。アルミホイルを敷いたトースターで温めると、余分な油が落ち、衣の香ばしさも戻りやすくなります。
チキンカツを煮汁へ沈めない
衣全体が煮汁を吸うと、サクサク感が失われます。カツは玉ねぎの上へ置き、底面だけにつゆを含ませるようにしましょう。
卵は混ぜすぎない
卵を完全に均一になるまで混ぜず、白身を切る程度に軽く溶きます。黄身と白身が少し残っている方が、ふんわりとした食感に仕上がります。
卵は2回に分けて加える
最初の卵で具材をまとめ、最後の卵で表面のやわらかさを作ります。一度に全部入れるより、火の通りを調整しやすくなります。
好みより少し手前で火を止める
卵は火を止めたあとも余熱で固まります。好みの状態になる少し手前で加熱を止め、ふたをしたまま短く蒸らしてください。
🍗 サクサク感をもっと残したいときの「後のせ」方法
衣のサクサク感を優先したい場合は、チキンカツを卵でとじず、最後にのせる方法もおすすめです。
- 玉ねぎを煮汁でやわらかく煮る
- 卵を加えて、玉ねぎだけを卵とじにする
- ごはんへ玉ねぎの卵とじをのせる
- トースターで温めたチキンカツを最後に盛りつける
卵とじの味わいと、チキンカツのサクサクした衣をはっきり楽しめます。煮汁はカツ全体へかけず、好みの量を少しずつつけながら食べてください。
🌶️ チキンカツ丼を楽しむおすすめアレンジ
めんつゆで味付けを簡単に
しょうゆ、みりん、砂糖の代わりに、めんつゆを使っても作れます。商品表示のかけつゆより少し濃い程度に調整し、味見をしてから卵を加えてください。
チーズを加えて濃厚に
卵を加える前にピザ用チーズを少量散らせば、コクのある洋風の卵とじ丼になります。チキンカツとチーズに塩分があるため、しょうゆは控えめにしましょう。
カレー粉でスパイシーに
煮汁へカレー粉を小さじ1/2程度加えると、食欲をそそるカレー風味に変わります。
おろしポン酢でさっぱり
卵でとじず、温めたチキンカツをごはんにのせ、大根おろしとポン酢をかければ、さっぱりした和風丼として楽しめます。
キャベツを加えてボリュームアップ
ごはんの上に千切りキャベツを敷き、その上へチキンカツの卵とじをのせると、野菜の食感も加わります。
⚠️ 市販や残り物のチキンカツを使うときの注意
購入したチキンカツは長時間持ち歩かず、すぐに食べない場合は商品表示に従って冷蔵庫で保存してください。
再加熱する際は、衣の表面だけでなく、肉の中心まで十分に温めます。厚生労働省が示す加熱の目安は、中心部75℃で1分以上です。
卵の火入れは好みで調整できますが、幼児、高齢者、妊娠中の方、免疫機能が低下している方などが食べる場合は、半熟を避け、十分に加熱する方が安心です。
常温に長く置いたものや、におい・ぬめり・見た目に異変があるチキンカツは使用しないでください。
❓ チキンカツの卵とじ丼についてよくある質問
Q.冷凍チキンカツでも作れますか?
A.はい、冷凍チキンカツでも作れます。
パッケージの表示どおりに加熱し、中心まで十分に温めてから卵とじにしてください。
Q.チキンカツの衣がしんなりするのを防げますか?
A.トースターで温め、煮汁へ浸す時間を短くすると食感を残しやすくなります。
さらにサクサク感を残したい場合は、玉ねぎだけを卵でとじ、チキンカツを最後にのせる「後のせ」がおすすめです。
Q.卵が固くなってしまう原因は何ですか?
A.火力が強すぎるか、加熱時間が長すぎる可能性があります。
卵を2回に分けて加え、弱火で加熱しましょう。好みの状態になる少し手前で火を止め、余熱を利用するとふんわり仕上がります。
Q.玉ねぎの代わりに長ねぎを使えますか?
A.はい、斜め薄切りにした長ねぎでも作れます。
玉ねぎより香りが強く、焼き鳥丼のような風味になります。やわらかくなるまで煮てからチキンカツを加えてください。
Q.親子丼と呼んでもよい料理ですか?
A.鶏肉と卵を使う点では親子丼風ですが、一般的には「チキンカツ丼」や「チキンカツの卵とじ丼」とする方が料理の内容を正確に伝えられます。
記事タイトルや検索向けの名称では「チキンカツの卵とじ丼」を使い、本文で「サクサク親子丼風」と紹介するのがおすすめです。
Q.作り置きできますか?
A.完成後の作り置きより、チキンカツと卵とじを別々に準備するのがおすすめです。
時間がたつと衣が煮汁を吸い、卵の食感も落ちやすくなります。食べる直前にチキンカツを温め、玉ねぎの卵とじと合わせてください。
🌟市販のチキンカツで、サクサク卵とじ丼を手軽に
スーパーのチキンカツを使えば、衣をつけて揚げる手間なく、ボリュームのある卵とじ丼を簡単に作れます。
玉ねぎを甘辛く煮て、チキンカツと卵を加えるだけなので、忙しい日の昼食や夕食にもぴったり。衣の食感を残したい場合は、トースターで温め、煮汁へ浸す時間を短くするのがポイントです。
さらにサクサク感を楽しみたいなら、玉ねぎだけを卵でとじ、チキンカツを最後にのせる方法も試してみてください。親子丼とカツ丼の魅力を一度に楽しめる一品として、今夜の献立にいかがでしょうか。
