🐟水煮×みそ煮で作る、赤と白のサバ缶ピザ|リエットで臭みオフのごちそうレシピ

サバ缶がピザの具材になると聞いたら、意外に思いませんか?今回は、2026年3月11日放送のNHK「激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜」の最終回、「サバ缶が大変身!今夜のごちそうメニュー」というテーマで紹介された「サバリエット・ロッソ(赤)/サバみそ・ビアンコ(白)」を、まとめました。

人材サービス会社に勤める水野雅裕さん(48)が考案したレシピで、和と洋、2種類の味をみそ煮と水煮のサバ缶で表現した、ハーフアンドハーフのピザです。明るい水野さんらしい、華やかな仕上がりだったようです。

🍕 番組で紹介された内容

このピザの一番の特徴は、1枚で赤(トマトソース)と白(ホワイトソース)、2つの味を楽しめるハーフアンドハーフになっている点です。それぞれのソースに合わせて、サバ缶の使い方も変えているのが工夫のポイントのようです。

赤いトマトソース側には、水煮のサバ缶で作ったリエットが具材として使われています。リエットとは、本来は肉や魚をペースト状になるまでじっくり煮込み、脂と一緒に練り上げて仕上げるフランスの伝統料理です。パンに塗って食べる前菜として親しまれている調理法とのことで、今回はこれをサバ缶で手軽に再現しているようです。粒マスタード・バター・ディルを加えることで、青魚特有の臭みを抑えつつ、風味豊かに仕上げているとのことです。

一方、白いホワイトソース側には、みそ煮のサバ缶に白ねぎと米酢を混ぜたものが具材として使われています。米酢を加えることで、みそ煮の甘みやコクに酸味のアクセントが加わり、ホワイトソースとのバランスが取れる味わいになっていそうです。

仕上げに、ホワイトソース側には青ねぎと揚げたごぼうを、トマトソース側にはディルを散らしてトッピングしています。チーズをのせてグリルで6分焼くことで、表面をカリカリに仕上げているようです。

作り方

  1. 水煮のサバ缶の身を汁気を軽く切ってボウルに入れ、フォークで細かくほぐします。そこに粒マスタード・バター・刻んだディルを加え、なめらかなペースト状になるまでよく練り混ぜて、サバのリエットを作ります。
  2. みそ煮のサバ缶の身をボウルに入れて軽くほぐし、薄い小口切りにした白ねぎと米酢を加えて、全体がなじむように混ぜ合わせます。
  3. ピザ生地を用意し、生地の中央に境目ができるように、片側にトマトソース、もう片側にホワイトソースを塗り分けます。
  4. トマトソースを塗った側に①のリエットを、ホワイトソースを塗った側に②のみそ煮を、それぞれ均等に広げてのせます。
  5. 生地全体にとろけるチーズをまんべんなくのせて、グリルで6分焼き、表面をカリカリに仕上げます。
  6. 焼き上がったら、ホワイトソース側に青ねぎと素揚げにしたごぼうを散らし、トマトソース側にディルの葉を散らして完成です。

※各材料の分量については番組内で詳しく紹介されていなかったようなので、お手元の材料の量に合わせて調整するとよさそうです。

🐟 作ってみる時のポイント

リエットを作る際は、サバの水煮をよくほぐしてから粒マスタード・バター・ディルと混ぜ合わせると、なめらかで塗りやすい仕上がりになりそうです。バターは常温に戻しておくと、混ぜやすくなるかもしれません。

みそ煮に混ぜる米酢は、少量ずつ加えて味を見ながら調整するのがコツのようです。酸味を効かせすぎるとみそ煮本来のコクが薄れてしまう可能性もあるので、バランスを見ながら加えると良さそうです。白ねぎは薄めの小口切りにすると、食感のアクセントになりつつ、なじみやすくなりそうです。

ハーフアンドハーフにする際は、ピザ生地の中央にソースの境目がくっきり分かるように塗り分けると、見た目にも赤と白のコントラストがはっきりして華やかになりそうです。焼く際は、具材が偏りすぎないよう均等に広げると、焼きムラが少なくなるかもしれません。

グリルで焼く際は、焦げすぎないよう様子を見ながら焼き時間を調整するのが安心です。揚げたごぼうは、薄切りにしてから多めの油でカリッと揚げると、香ばしいトッピングになりそうです。

❓ よくある質問

Q. リエットとはどんな料理ですか?
A. 本来はフランスの伝統料理で、肉や魚をペースト状に仕立てたものを指すようです。今回はサバ缶を使ってアレンジされています。

Q. 片方のソースだけで作ってもいいですか?
A. もちろん、赤か白どちらか一方だけのシンプルなピザとして作っても楽しめそうです。

🌿 サバ缶が主役になる、華やかなハーフアンドハーフピザ

サバ缶をリエットにしたり、みそ煮に米酢を加えてアクセントをつけたりと、ひと手間でごちそう感のある一皿に変身させているのが印象的なレシピです。水煮とみそ煮という、それぞれ違う個性を持つサバ缶を、赤と白のソースにきちんと使い分けているところにも、工夫が感じられます。フランス料理のリエットという技法を取り入れつつ、白ねぎや米酢といった和の食材でみそ煮のコクを引き締めるなど、和と洋を行き来する発想の豊かさも見どころのひとつです。

1枚で2つの味を楽しめるハーフアンドハーフというアイデアも、来客時やパーティーの一品にも取り入れやすそうです。トマトソース側とホワイトソース側で味の系統がはっきり分かれているので、取り分けた時にどちらも新鮮な気持ちで楽しめそうな点も嬉しいポイントです。揚げたごぼうやディルといったトッピングまで丁寧に作り込まれているところからは、水野さんの料理への遊び心が伝わってくるようです。

普段はそのまま食べたり、和え物にしたりすることが多いサバ缶も、リエットという形にするだけで、パーティーメニューやおもてなし料理にも化けるという発見は、覚えておくと役立ちそうです。サバ缶をおしゃれなごちそうに変えたい時に、参考にしてみたいレシピです。