「短時間で作れて、ご飯に合う野菜料理が欲しい」
そんな日におすすめなのが、エビとチンゲン菜の中華炒めです。
プリッとしたエビと、みずみずしいチンゲン菜は相性抜群。紹興酒の香りを利かせたシンプルな味付けなら、素材のうま味と食感をしっかり楽しめます🦐✨
チンゲン菜は茎と葉で火の通り方が違うため、加える順番が大切です。エビも炒めすぎると硬くなりますが、それぞれを適切なタイミングで加えれば、家庭のフライパンでもおいしく仕上げられます。
今回は、冷凍エビやむきエビの下処理、紹興酒がない場合の代用方法、とろみを付けるアレンジなどについてご紹介します。
🦐 エビとチンゲン菜の中華炒めはこんな料理?
エビとチンゲン菜の中華炒めは、エビのうま味とチンゲン菜の食感を生かした、シンプルな炒め物です。
中華料理というと、麻婆豆腐やエビチリのような濃い味付けをイメージするかもしれません。しかし、塩・こしょう・酒を中心に仕上げる、素材の味を楽しむ中華炒めも数多くあります。
チンゲン菜の茎はシャキッと、葉はやわらかく、エビはプリッと仕上げるのが理想。調理時間が短く、主菜にも副菜にも取り入れやすい一品です。
油や塩分の量を自分で調整できるのも家庭料理の利点ですが、「中華炒めだから必ずヘルシー」とは限りません。使用する油や調味料、食べる量に合わせて調整しましょう。
🍳 こんな日におすすめ
・短時間で中華風のおかずを作りたいとき
・エビと野菜を一緒に食べたいとき
・チンゲン菜の食感を生かした料理を作りたいとき
・濃すぎない中華料理を楽しみたいとき
・ご飯や麺に合わせるおかずが欲しいとき
材料が少なくても作れるので、献立にもう一品加えたい日にも向いています。
🥬 材料(2人分)
・むきエビ……200g
・チンゲン菜……2株
・しょうが……1片
・ごま油……大さじ1
・紹興酒……大さじ1
・鶏がらスープの素……小さじ1/2
・塩……ひとつまみから
・こしょう……少々
エビの下処理用
・塩……ひとつまみ
・片栗粉……大さじ1
・水……大さじ1~2
※チンゲン菜が大きい場合は1株でも作れます。使用する量に合わせて調味料を調整してください。
※紹興酒がない場合は、日本酒または料理酒で代用できます。
🔪 冷凍エビ・むきエビの下処理
1.冷凍エビを解凍する
冷凍エビは、商品の表示に従って解凍します。
急ぐ場合は、塩分濃度約3%の冷たい塩水に浸して解凍する方法もあります。常温へ長時間置かず、解凍後はすぐに調理してください。
2.背わたを確認する
背中に黒い筋が残っている場合は、浅く切り込みを入れ、竹串などで取り除きます。
3.塩と片栗粉でもむ
ボウルにエビ、塩ひとつまみ、片栗粉大さじ1、水大さじ1~2を入れ、指先でやさしくもみます。
片栗粉が汚れを吸着し、表面のぬめりや臭みを落としやすくなります。
4.水で洗って拭く
冷たい流水で洗い、キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ります。
水分が残っていると油がはねたり、炒め物が水っぽくなったりするため、しっかり拭いてください。
🥬 チンゲン菜の切り方
チンゲン菜は根元を切り落とし、葉を1枚ずつ外してよく洗います。根元には土が入り込んでいることがあるため、流水で丁寧に落としましょう。
茎と葉の境目で切り分けます。
白く厚みのある茎は、縦に細めのくし形、または食べやすい斜め切りにします。緑色の葉は、4~5cm程度の長さに切ってください。
茎と葉を別々の器へ分けておくと、炒めるときに迷いません。
🍳 エビとチンゲン菜の中華炒めの作り方
1.しょうがを炒める
しょうがを細切りまたはみじん切りにします。
フライパンにごま油大さじ1としょうがを入れ、弱火で温めます。焦がさないように混ぜながら、香りを引き出してください。
2.エビを炒める
火を中火にし、水気を拭いたエビを重ならないように並べます。
片面の色が変わったら裏返し、全体が赤くなり始めるまで炒めます。この段階では完全に火を通しきらず、いったん取り出しましょう。
3.チンゲン菜の茎を炒める
同じフライパンへチンゲン菜の茎を入れ、中火から強めの中火で1~2分炒めます。
表面が少し透き通り、鮮やかな色になってきたら次の工程へ進みます。
4.葉を加える
チンゲン菜の葉を加え、大きく返すように炒めます。
葉は火が通りやすいため、しんなりする直前まで短時間で加熱してください。
5.エビを戻す
取り出しておいたエビをフライパンへ戻し、チンゲン菜と炒め合わせます。
6.紹興酒と調味料を加える
紹興酒大さじ1を鍋肌から回し入れます。
香りが立ったら、鶏がらスープの素小さじ1/2、塩ひとつまみ、こしょう少々を加え、全体を手早く混ぜます。
紹興酒または酒を加えたあとは、アルコールの香りがやわらぐまで加熱してください。
7.エビの火通りを確認する
エビの中心が半透明ではなくなり、全体に火が通ったことを確認します。
味見をして、必要であれば塩を少量追加します。器に盛り付けたら完成です🦐🥬🔥
✨ プリプリ&シャキシャキに仕上げる7つのコツ
1.エビの水気をしっかり拭く
水分が残っていると、炒めるというより蒸した状態になり、香ばしさが出にくくなります。
2.エビを最初に炒めて取り出す
エビを入れたままチンゲン菜を炒め続けると、加熱しすぎて硬くなります。色が変わり始めたところで一度取り出しましょう。
3.茎と葉を分ける
厚い茎と薄い葉を同時に入れると、茎に火が通る頃には葉がやわらかくなりすぎます。茎を先に、葉をあとから加えてください。
4.フライパンへ材料を詰め込みすぎない
材料を一度に大量に入れると温度が下がり、水分が出やすくなります。小さなフライパンを使う場合は、2回に分けて炒める方法もあります。
5.調味料は先に量っておく
中華炒めは短時間で仕上がります。炒め始める前に調味料を用意しておくと、加熱しすぎを防げます。
6.塩は少量から加える
鶏がらスープの素にも塩分があります。最初から塩小さじ1などを入れず、ひとつまみから味を調整しましょう。
7.完成したらすぐに器へ移す
火を止めても、熱いフライパンの中では余熱で加熱が進みます。完成したらすぐに盛り付けると、食感を残しやすくなります。
🥣 とろみ付きの中華あんにする方法
ご飯や麺へかけたい場合は、とろみを付けるアレンジがおすすめです。
追加する材料
・水……100ml
・鶏がらスープの素……小さじ1/2
・しょうゆ……小さじ1
・片栗粉……小さじ1
・水……小さじ2(水溶き片栗粉用)
作り方
エビを戻したあと、水100ml、鶏がらスープの素、しょうゆを加えて煮立たせます。
いったん火を弱め、片栗粉小さじ1と水小さじ2を混ぜた水溶き片栗粉を、もう一度混ぜてから少しずつ加えてください。
全体を混ぜながら中火で加熱し、ふつふつと煮立って透明感のあるとろみが付いたら完成です。
🍶 紹興酒がない場合の代用方法
紹興酒は、独特の芳醇な香りとコクを加えてくれますが、なくても作れます。
日本酒・料理酒
同量で代用できます。紹興酒より軽く、すっきりした風味に仕上がります。
塩分入りの料理酒を使う場合は、仕上げの塩を控えめにしてください。
酒を使わない場合
水または鶏がらスープを大さじ1加え、しょうがやごま油の香りを生かして仕上げます。
酒を加えない場合でも、エビへ中心まで十分に火を通すことが大切です。
🍄 おすすめアレンジ
オイスターソース炒め
仕上げにオイスターソース小さじ1~2を加えると、コクのある味になります。塩と鶏がらスープの素は控えめにしてください。
卵入り炒め
先に半熟の炒り卵を作って取り出し、仕上げに戻すと、彩りとボリュームが増します🥚
きのこ入り炒め
しめじ、しいたけ、エリンギなどを加えると、うま味と食感が加わります🍄
きのこはチンゲン菜の茎と一緒に炒めてください。
にんにく風味
しょうがに加えて、薄切りまたはみじん切りのにんにくを炒めると、食欲をそそる味になります🧄
豆板醤でピリ辛に
しょうがを炒める際に豆板醤小さじ1/2を加えると、ピリ辛の中華炒めになります🌶️
豚肉や鶏肉で代用
エビの代わりに豚こま切れ肉や鶏むね肉でも作れます。肉の中心まで十分に火を通し、必要に応じて加熱時間を延ばしてください。
🍚 ご飯や麺に合わせる楽しみ方
中華丼風
とろみを付けた炒め物を温かいご飯へかけると、エビとチンゲン菜の中華丼になります🍚
あんかけ焼きそば
香ばしく焼いた中華麺へ、とろみ付きのあんをかけます。麺のカリッとした部分と、あんのやわらかな食感を楽しめます。
ラーメンの具
塩ラーメンやしょうゆラーメンへ、炒めたエビとチンゲン菜をのせると、彩りのよい一杯になります🍜
お弁当のおかず
お弁当にする場合は、エビへ十分に火を通し、汁気をしっかり飛ばしてください。完成後は十分に冷ましてから清潔な容器へ詰め、保冷剤を使用しましょう。
❓ エビとチンゲン菜の中華炒めについてよくある質問
Q1.冷凍エビは解凍せずに使えますか?
A.商品に特別な指示がない限り、解凍して水気を拭いてから使うのがおすすめです。
凍ったまま炒めるとフライパンの温度が下がり、水分が多く出て炒め物が水っぽくなりやすいためです。
Q2.エビが硬くなるのはなぜですか?
A.加熱時間が長すぎる可能性があります。
エビは最初に短時間炒めて取り出し、仕上げに戻して中心まで火を通しましょう。完成後も熱いフライパンへ置いたままにしないことが大切です。
Q3.チンゲン菜が水っぽくなるのはなぜですか?
A.洗ったあとの水気が残っている、火力が弱い、材料を詰め込みすぎているなどが考えられます。
水気をよく切り、温めたフライパンで短時間に炒めてください。
Q4.チンゲン菜の茎と葉は分けたほうがよいですか?
A.分けて炒めるのがおすすめです。
厚みのある茎を先に炒め、葉をあとから加えると、それぞれの食感と色を生かせます。
Q5.紹興酒を加えたら子どもも食べられますか?
A.アルコール分を十分に飛ばす必要がありますが、気になる場合は日本酒や水に替えるか、使わずに作ってください。
調理条件によってアルコールの残り方は異なります。子ども、妊娠中・授乳中の方、アルコールを避ける必要がある方が食べる場合は、酒を使用しない方法が確実です。
Q6.塩辛くなった場合はどうすればよいですか?
A.味付けしていないチンゲン菜やきのこを追加すると調整しやすくなります。
少量の水を加える方法もありますが、水っぽくなりやすいため、最後に強めの火で短時間加熱して水分を飛ばしてください。
Q7.片栗粉でとろみを付けてもよいですか?
A.付けられます。ご飯や麺へかけたい場合におすすめです。
水溶き片栗粉は加える直前に混ぜ直し、いったん火を弱めてから少しずつ加えてください。
Q8.作り置きできますか?
A.保存はできますが、チンゲン菜の食感とエビのやわらかさを楽しむなら、できたてがおすすめです。
保存する場合は、粗熱が取れたら清潔な密閉容器へ入れて冷蔵し、食べるときは中心まで十分に再加熱してください。状態に異変がある場合は食べないようにしましょう。
🦐 エビとチンゲン菜の食感を生かした中華炒めを楽しもう
エビとチンゲン菜の中華炒めは、少ない材料と調味料で作れる、シンプルで食べ応えのある一品です。
エビを短時間炒めて一度取り出し、チンゲン菜の茎、葉の順に加えることで、プリプリとシャキシャキの食感を両立しやすくなります。
そのままおかずにするだけでなく、とろみを付けて中華丼やあんかけ焼きそばにするなど、献立に合わせたアレンジも可能です。
忙しい日の夕食や、野菜を使った中華料理を作りたい日に、ぜひ試してみてください🦐🥬✨
