カレーの隠し味に梅干しを使うと聞いたら、意外に思いませんか?今回は、2026年8月1日放送の関西テレビ「土曜はナニする!?」のハウス食品SPで紹介されていた、インドの伝統的なポークカレー「ポークビンダルー」をイメージした「ルウで作るポークビンダルー」を、まとめました。
番組では詳しい作り方までは紹介されていなかったようですが、ハウス食品の公式サイトに同じレシピが掲載されているのを見つけました。ワインビネガーと梅干しで豚肉を漬け込むという、酸味を効かせた大人向けの味わいが特徴のようです。キーマカレーとは違い、ごろっとした豚肉が入ったルウカレーなので、見た目のイメージも変わってきそうです。
🍛 番組で紹介された内容
ポークビンダルーは、インド・ゴア地方に伝わる伝統的なポークカレーとのことです。ゴアはかつてポルトガル領だったことから、ワインビネガーを使ったカレーが根付いたといわれているようです。酸味のきいたカレーは、暑い時期でもさっぱりと食べやすいのが魅力かもしれません。
「ビンダルー」という名前自体、ポルトガル語のヴィーニョ(vinho=酢)とアーリョ(alho=にんにく)に由来する、あるいはヴィーニャ・ダロス(vinha d’alhos)という料理名がなまったものという説があるようです。ポルトガル人がゴアに持ち込んだ、酢とにんにくを使う煮込み料理がルーツになっているとのことです。一般的なインドカレーがスパイスの複雑な香りを重視するのに対し、ポークビンダルーは酢の酸味とにんにく・唐辛子の刺激的な辛さが際立つ、やや個性的な立ち位置のカレーのようです。豚肉を酢とスパイスでマリネしてから煮込むという伝統的な調理法によって、肉が柔らかくなり、味もしっかり染み込むといわれています。
今回のレシピでは、その酸味の決め手として、ワインビネガーに加えて梅干しを隠し味に使っているのがポイントのようです。梅干しの酸味と塩気が、ワインビネガーの酸味と重なることで、奥行きのある味わいに仕上がるのかもしれません。和の食材である梅干しが、インドの伝統料理と組み合わさるというのも、面白い発想です。
作り方
- 豚肉を一口大に切ってポリ袋に入れ、ワインビネガーと梅干しを合わせた調味料を加えてよく揉み込み、冷蔵庫で2〜3時間漬け込みます。
- 玉ねぎは薄切りに、トマトはざく切りにします。
- 厚手の鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを入れて色づくまで中火〜強火でよく炒めます。
- 漬け込んでおいた豚肉を、漬け汁ごと加えて、肉の色が変わるまで炒めます。
- 水とトマトを加えて、沸騰したらあくを取り、約15分煮込みます。
- いったん火を止めてルウを割り入れてよく溶かし、再び弱火にかけて、時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込んだら完成です。
※各材料の分量については番組内で詳しく紹介されていなかったようなので、お手元の材料の量に合わせて調整するとよさそうです。
🍋 作ってみる時のポイント
豚肉を漬け込む時間は2〜3時間が目安のようですが、時間がない場合は30分〜1時間程度でも、ある程度は味がなじむかもしれません。逆に時間に余裕があれば、半日ほど漬け込んでおくと、より味が染み込みそうです。
玉ねぎをしっかり色づくまで炒めることで、カレー全体にコクが出やすくなりそうです。焦げつきそうな場合は火を少し弱めながら、根気よく炒めるのがポイントかもしれません。
豚肉を漬け汁ごと加えるのがポイントのようです。漬け汁にも梅干しやワインビネガーの風味が溶け出しているので、捨てずに一緒に加えることで、酸味や旨みをしっかり活かせそうです。
梅干しは、種を取り除いてから包丁でたたいておくと、調味料と混ざりやすくなりそうです。塩分の強い梅干しを使う場合は、他の調味料の塩加減を控えめにするなど、味を見ながら調整すると良さそうです。
❓ よくある質問
Q. 豚肉はどの部位を使えばいいですか?
A. 番組や公式レシピでは部位までは明確にされていなかったようですが、煮込み料理に向いている肩ロースやバラ肉あたりが合いそうです。
Q. カレールウの辛さはどれがおすすめですか?
A. お好みで選べそうですが、酸味のきいたカレーなので、中辛程度のルウだとバランスが良いかもしれません。
🌶️ 和の梅干しが引き立てる、異国のカレー
ワインビネガーだけでなく、梅干しまで隠し味に使うという発想は、なかなか思いつかないアイデアですね。インドの伝統的なポークビンダルーが、身近な和の食材でアレンジできるというのは、覚えておくと役立ちそうな組み合わせです。
キーマカレーとは違ってごろっとした豚肉が主役のカレーなので、食べ応えも十分にありそうです。酸味のきいたカレーが食べたくなった時に、試してみる価値がありそうな一皿です。
